愛猫との暮らしの中には、「あるある」とみんなが共感する“細かな悩み”がたくさん隠れていますよね。「名もなきペット家事」と名付けたそれらの悩みを、いぬ編・ねこ編全6回の連載でお届けしています。
今回ご紹介するのは、その中でも絶対に欠かせない「トイレ」がテーマ。ニオイ対策や掃除など、飼い主さんのペット家事負担にもっとも直結するお世話だといえるでしょう。
さらに「ねこのきもちアプリ」で実施したアンケートによると、トイレ掃除は圧倒的に妻が担当しているという事実がわかりました。498人の回答から見えてきた、みなさんの困りごとや本音をご紹介します。獣医師による解説や、話題の最新設備による解決策も必見です!
アンケートの結果、トイレのお悩みはさまざま。見えてきたのは猫特有の問題でした。
猫のトイレにもさまざまなタイプがありますので、一概にみんなが困っているとは言えませんがニオイが気になるという声が多く寄せられました。トイレについた尿をすぐに片付けずに放置しておくと、菌が繁殖して悪臭の原因になります。また、尿は時間がたつとその成分が結晶化してしまうため、きれいに落としづらくなることも。できるだけこまめに掃除することが解決策につながります。
さらに獣医師によると、トイレを清潔にしておかないと病気にかかってしまうリスクも…。
獣医師の声
猫はきれい好きな生き物です。トイレが臭っていたり、汚れたままの状態を放置していたりすると、排せつを我慢してしまうことがあります。そうなると泌尿器系の病気になるリスクも高まります。
我慢せずに用を足したとしても、菌の繁殖したトイレでは感染症の可能性もあります。また、そそうの原因となってしまうこともあるため、こまめな掃除は欠かせません。
そうはいっても、忙しい毎日では頻繁に掃除できないという飼い主さんの事情もありますよね。最近では、臭わないように設計されたシステムトイレもありますので、活用してみるのもおすすめです。
さらに、夫婦間での猫のお世話の分担について、こんな差も明らかになりました!
愛猫のトイレ掃除を担当しているのは圧倒的に「妻」!
愛猫のお世話についてご夫婦の実態を調査した結果、「トイレの処理」や「トイレの掃除」は圧倒的に妻が担当していることがわかりました。
さらに、お悩みの声もご紹介!
✔️「トイレの処理が大変です。多頭飼いのため、すぐトイレが汚れます。」
✔️「おしっこ、うんちをソファの上、じゅうたんの上でしてしまいます。ニオイや後始末に困ります。」
✔️「猫砂を豪快にまき散らすので、その掃除が大変です。」
✔️「トイレの猫砂が飛び散ります。肉球に挟まっているので、さまざまな場所に猫砂が落ちていることも。」
✔️「トイレをまめに掃除しても、部屋のニオイが気になります。消臭剤や芳香剤ではごまかせません。」
トイレのお世話は、それ自体の処理だけにとどまらず、部屋中の掃除や洗濯、換気など、あらゆる家事にまで影響するもの。まさに「名もなきペット家事」だといえます。
トイレの負担を少しでも軽減したい! そんな切実な声から生まれた今話題の設備「ネコレット」は猫もうれしい仕掛けがたくさん!
ネコレットって何?
「自動洗浄トイレ」と「シャンプーシンク」が一体型になった最新の水洗設備です。トイレの始末の負担を軽減しながら、いつでも清潔な状態を保てるので、飼い主さんも愛猫も快適に過ごすことができます。
自動洗浄トイレはここが画期的! 「オシッコシート不要!自動流水洗浄」
普段お使いの猫用システムトイレの上部をセットするだけでOK。猫の動きをセンサーが自動で感知し、猫が退出した後に、下部のトイレパンにたまった尿を自動で流水洗浄してくれます。人用トイレさながらに、いつでも清潔なトイレを維持することができます。
さらに便利なシャンプーシンクも! 猫も安心な幅広深型シンクで横からシャワーや全身浴もOK!
広々としたシンクなので、ぬれるのが苦手な猫のためにカラダの側面からそっとシャワーを当てることができます。栓をしてお湯をためれば全身浴も可能です。また、ハンズフリーでシャワーやドライヤーが使えるので、手早くお手入れができるのもうれしいポイント。
いかがでしたか?家事の負担に直結するトイレの悩みは、この先も毎日ずっと続いていくもの。また、愛猫の健康にもつながります。便利な設備で解決してみるのも手かもしれませんね。
提供/ダイワハウス
監修/白山聡子先生(獣医師)