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ロシアンブルーの特徴・性格・飼い方

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気品にあふれた表情、エメラルドグリーンの目色、均整のとれた体型など、まさに北方のプリンス&プリンセスと呼ぶにふさわしい猫、ロシアンブルー。ロシア皇帝にも寵愛されたというロシアンブルーの特徴や性格、歴史やかかりやすい病気について、ご紹介します。

ロシアンブルーの特徴・魅力

グレー一色の綺麗なダブルコートの毛並みに生えるグリーンの瞳が魅力的なロシアンブルー。口元のスムーズな線は“ロシアン・スマイル”と呼ばれ、多くの人を魅了します。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ロシアンブルーの歴史

ロシアンブルーの起源については不明な点も多いですが、ロシアで自然発生したといわれています。19世紀にバイキングによってロシアの北部のアーケエンジェル島から西ヨーロッパに向かう船で運ばれて来た猫という説もあります。イギリスや北欧で高い人気を得るようになり、ロシア皇帝にも寵愛されたという言い伝えも残されています。 第一次・第二次世界大戦中に数が減少し、一時期は絶滅の危機に陥りました。しかしその後はシャムやブルーのブリティッシュショートヘアーなどとの交配によって数は回復しましたが、外見がシャムに近くなりすぎていたため、1966年にシャムタイプから戦前の姿に戻そうと審査基準が書き換えられました。現在もキャットショーや家庭で親しまれている代表的な猫種の1つになっています。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ロシアンブルーの外見上の特徴

ロシアンブルーの特徴といえば、大きな丸いエメラルドグリーンに輝く美しい瞳です。両目の間はやや離れています。中くらいの大きさでクサビ形の頭部は、両耳の先端と顎先を結ぶと、逆正三角形になります。やや短めな口元は微笑んでいるように見えることから、通称「ロシアンスマイル」と呼ばれています。骨格は細く、体型はスリム。筋肉質で引き締まっており、胴体もしっぽも長めです。肉球はグレーがかったピンク色です。毛質は2層のダブルコート。毛質は大変細く、ビロードのように滑らかな手触りは癒されます。厳しい寒さにも耐えられるように、とくに保温効果がある下毛(アンダーコート)は密生しています。ロシアンブルーはブルーのみです。1本1本の毛の先にはシルバー色で「ティッピング」されているため、光が当たるとその加減によって美しいシルバーブルーに輝いて見えます。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ロシアンブルーの性格

純血種の中でもおとなしく穏やかな性格、小さく柔らかな声で鳴きます。個体差はありますが、鳴き声をあげないことが多く、「ボイスレスキャット」という呼び名もあります。
しかし、猫の中には成長と共に緊張感を持つことがあるので生活環境には気をつかいましょう。そしてロシアンブルーは頭がよく、飼い主に忠実でなつきやすいために「犬のような猫」と例えられることもしばしば。筋肉質ながら、スリムで身軽なので、とてもアクティブなロシアンブルー。ジャンプなど上下運動が大好きなので、人の肩によく乗る傾向も。

ロシアンブルーを飼うのに向いている人

人に関わることが好きで、動き回ることも大好きなロシアンブルー。飼い主さんとのコミュニケーションを好むので、自宅にいる時間が多い人に向いている猫かもしれません。また、簡単に高所に乗ってしまうので、日頃からこまめに家の物を片付けられる人は飼いやすいかもしれません。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ロシアンブルーのハウス・ケージなど住む場所・飼育環境

猫の健康のためにも、屋内飼育がおすすめです。猫は基本的に夜行性の動物なので、日中は寝て過ごすことが多いため、安心して寝られるスペースを用意してあげましょう。ロシアンブルーは活動的ゆえに、留守番させるときは、入って欲しくない場所には行けないよう制限し、誤食につながるような細かいものなどは片付けておきましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ロシアンブルーの食事

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。猫は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造ですが、そのぶん、結石症や腎臓病にかかりやすいので、なるべく水は容器に入れて、つねに飲めるようにしましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ロシアンブルーの遊び方

活発なロシアンブルーは、遊ぶのが大好き。お気に入りのおもちゃを使うなどして、1日に最低でも5~10分以上は集中して遊んであげましょう。また、猫は高いところに上る習性があり、屋内という限られた空間でも、立体的な上下運動をさせるようにして。猫ができるだけ自由に活動できるよう、猫タワーを置く、タンスや棚をうまく配置して高いところに行けるなどの工夫を。運動好きとはいえ、加齢で足腰が弱ってくることがあるので、ある程度の年齢になったら、よく上る場所にはステップを付けてあげるなどするといいですね。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ロシアンブルーのお手入れ

短毛なのでブラッシングはスムーズにできるでしょう。短い毛なので頻繁に行う必要はありませんが、飼い主さんとのコミュニケーションを求める傾向にあるロシアンブルーには、ごほうび代わりにブラッシングを行うのもよいでしょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ロシアンブルーが気を付けたい病気・寿命

・ 尿路内に石が形成され、血尿や膀胱炎の原因になる「尿石症(ストルバイトおよびシュウ酸カルシウム)」

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

監修  高野八重子先生

CFAオールブリード国際審査員。

サンフラワーキャットクラブセクレタリー、
ヤマザキ動物専門学校において「ネコ学・審査とグルーミング」の講義を担当。
著書に「猫の教科書」(緑書房 高野賢治氏との共著)、「猫の手入れがわかる本」(誠文堂新光社)などがある。
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