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【ボンベイの特徴まとめ】黒ヒョウのように凛々しい知性的な猫

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ボンベイは、黒ヒョウを思わせる黒い被毛と、筋肉質なシルエットが美しい猫です。今回は、そんなボンベイの歴史や外見、性格や黒猫との違いなどについて紹介しています。比較的飼いやすい種ですので、猫を飼おうと思っている方は、ぜひ検討してみてください。

ボンベイの特徴・魅力

ボンベイは、アメリカ原産でインドの黒ヒョウのような容姿が特徴的な猫。バーミーズとアメリカン・ショートヘアを祖先に持っており、1960年代に誕生しました。アメリカ以外では珍しい猫種でもあり、バランスの良い筋肉質な体つきをしています。短毛なので日頃のケアもそこまで手間がかからず、賢く犬のような性格をしているため、比較的飼いやすい猫とも言えるでしょう。

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ボンベイの歴史

ボンベイの歴史は、1950年代終盤のアメリカで始まります。当時、ケンタッキー州のルイスビルに住んでいたアメリカン・ショートヘアのブリーダー「ニッキ・ホーナー女史」は、ブラックパンサーのミニチュアのような猫を作り出したいと思っていました。そこで、カラーがセーブルのバーミーズと、ブラックのアメリカン・ショートヘアを異種交配することになります。

度重なる失敗を繰り返しながらも努力と工夫を重ねた結果、丸みのある頭に、丸く大きな金色の目、がっしりとした筋肉質の体型、黒光りする短毛などの特徴を持った、イメージ通りの猫を作り出すことに成功しました。これが1960年代に入ってからのことです。その姿から、インドのボンベイ(現在のムンバイ)に生息するインディアン「ブラックパンサー」にちなんで、ボンベイと名づけられました。それから育種と繁殖が行われ、1975年には、CFAによって新しい種として公認されます。現在の異種交配は、カラーがセーブルのバーミーズとブラックのアメリカン・ショートヘアが認められています。

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ボンベイの外見上の特徴

ボンベイ特徴といえば、やはり黒ヒョウのようなシルエットと、金銅色の大きな目ですよね。体のサイズは中くらいですが、筋肉が発達しているため、見た目の印象よりも重く感じるでしょう。ポウが丸いのも特徴的で、足の長さや太さは、しっぽ同様に体長とのバランスが取れています。

顔の特徴ですが、額が丸く、平らな部分はありません。また、よく発達した力強い顎もまるいので、全体として丸顔です。1ペニー硬貨にも例えられるほど目は銅色で大きく、左右の目は離れています。鼻には、はっきりとしたストップ(目と目の間にあるくぼみ)が目の高さの位置にあります。耳については、根元の部分が広く、先端が丸いのが特徴です。なお、耳と耳の間は離れています。

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ボンベイの性格

鋭い顔つきでと凛々しい姿をしているので、孤独を好む、物静かな性格をイメージするかもしれません。しかし、実際は人懐っこい一面も持っており、アメリカン・ショートヘアの快活な性格とバーミーズの愛情深さ、両者の良いところが受け継がれた性格をしています。また、大変賢く、まるで犬かのように人と一緒にいることを好みます。飼い主さんと一緒にいることが好きですから、きっと、家族の一員として仲良く暮らせることでしょう。

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ボンベイが気を付けたい病気・寿命

ボンベイは、バーミーズとアメリカン・ショートヘアを祖先に持っているため、それぞれの遺伝的疾患を受け継いている可能性があります。バーミーズ比較的かかりやすいのが、歯肉炎などの歯科疾患です・歯根から菌が入ってしまうと臓器に異常をきたすこともあるため、小さいうちから歯磨きに慣れさせておく必要があります。なお、シニア猫になると歯石もたまりやすくなるので、年を重ねるにつれてより注視しておきましょう。

アメリカン・ショートヘアがかかりやすい病気としては、心筋が肥大してしまう「肥大型心筋症」が挙げられます。中年期以降に多い病気ですが、場合によっては若くても発症することがありますので、年齢に関わらず注意が必要です。普段からよく様子を観察しておき、少しでも行動に異常が見られたら、動物病院を受診するようにしてください。

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ボンベイと黒猫の違いとは?

ここまで読んだ方の中には、「ボンベイとほかの黒猫の違いはなんだろう」と思っている方もいらっしゃるでしょう。そんな方に、見分ける際のポイントをご紹介します。これらに当てはまらなかったからと言って、その黒猫がボンベイであるとは断言できないのですが、参考にしてみてください。

・目の色がグリーンである
前述したように、ボンベイの目の色は、ゴールドからカッパーです。ですから、目の色がグリーンの場合は黒猫といえます(審査においては失格になります)。

・黒くない毛がある
ボンベイの毛色は漆黒です。少しでも異なる部分がある場合は黒猫といえます。毛並の違いもあるのですが、目視で判断するのは少々難しいかもしれません。

・鼻と肉球に黒くない場所がある
ボンベイの鼻と肉球の色は、その毛色同様に真っ黒です。ピンクの部分がある場合、黒猫といえます。

・カギしっぽである
日本の猫には比較的多いと言われる「カギしっぽ」ですが、ボンベイのしっぽは、長くてまっすぐです。短いしっぽやカギしっぽの場合は黒猫といえます。

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監修  高野八重子先生

CFAオールブリード国際審査員。

サンフラワーキャットクラブセクレタリー、
ヤマザキ動物専門学校において「ネコ学・審査とグルーミング」の講義を担当。
著書に「猫の教科書」(緑書房 高野賢治氏との共著)、「猫の手入れがわかる本」(誠文堂新光社)などがある。

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