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世界中を虜にする美猫を大解剖!希少な猫「ラパーマ」の魅力に迫る

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今回は、「美猫」として知られる希少な猫「ラパーマ」の魅力をご紹介!ルーツや性格、飼い方のポイントや発症しやすい病気などにも触れていますので、これから飼おうか検討している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ラパーマの特徴・魅力

「ラパーマ」という猫を、皆さんはご存じでしょうか。日本ではあまり馴染みのない猫になりますが、「美猫」として世界中で人気のある猫です。特徴はカールした毛並に、凛とした表情。自信満々に佇む姿からは、上品さまでも伺えます。実は公認されてからの歴史は浅く、これから人気が高まることも予測できるでしょう。

わたあめのようなふわふわの毛並は柔らかく軽やかで、息を吹きかけるだけでフワッと流れるほど。シングル・コートである被毛は密度も低く、なで心地も最高です。被毛は長毛と短毛があり、モジャモジャな見た目は「ジプシーシャグ」と呼ばれています。

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ラパーマの歴史

1982年、米国オレゴン州の農家で飼われていた猫が、耳がピンと大きく、全く毛の無い子猫を産みました。この出来事が、ラパーマの歴史の始まりです。他の猫と比べても、かなり新しい猫だということが分かりますね。農家に生まれた無毛の猫は、「カーリー」と名付けられました。カーリーは成長していく過程で被毛が生えてきて、4ヵ月も経つと、フワフワのカーリーヘアへと変貌します。つまり、ラパーマは交配によって誕生したものではなく、突然変異によって生まれたものでした。

TICA(米国の猫種登録協会。日本をはじめ世界中に支部がある。)ではすでに公認済みでしたが、2008年5月よりCFA(米国で設立された猫種登録協会)でも公認されました。ラパーマの歴史は、まだ始まったばかりと言えますね。なお、長毛と短毛の家庭猫での異種交配は認められています。

ちなみに、ラパーマの大きな特徴であるカーリーヘアは、優性遺伝であり、同じくカーリーヘアの「デボン・レックス」や「コーニッシュ・レックス」の遺伝子とは異なることが分かっています。

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ラパーマの外見上の特徴

ラパーマの体型はセミフォーリン、体重は3kg~6kgですので、他種の猫と比べると、体格は中程度となり、腎部は肩より少々高い位置にあります。一見すると華奢な体型ですが、実際に抱っこして見ると、見た目よりも重く感じるでしょう。首がやや長めなのも、華奢に見える要因かもしれませんね。尾は先細りで体型に合った長さになっており、四肢の長さは中程度で後ろ足は前足と比べるとやや長くなります。

顔立ちの特徴は、丸味のあるクサビ形の頭部で大きなアーモンド形の目に、鼻には少しのくぼみがあります。この大きな瞳こそが、ラパーマの表情を豊かに見せてくれる要因です。ラパーマの最大の特徴ともいえる毛質ですが、長毛と短毛があり、カールまたはウェーブがかった被毛は柔らかく、手触りも軽やかです。写真を見ているだけでも、触れてみたくなりますよね。長めでくるんとした柔らかなひげも特徴の一つです。

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ラパーマの性格

利口そうなイメージ通り、ラパーマの性格は温厚なので、飼い猫としても育てやすいと言えるでしょう。また、明るく快活な一面も持ち合わせており、犬のような忠実さも見てせくれます。美しい姿に穏やかな性格、世界中の人々を魅了するのもうなずけますね。

なお、見た目以上に、被毛は絡まりにくいので、普段のお手入れも、1日1回程度のブラッシングで問題ありません。ただし、長時間のブラッシングはカールが弱くなってしまうことがありますので、短時間のブラッシングをこまめにしてあげるのがおすすめです。

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ラパーマを飼うのに向いている人

上述した通り、ラパーマは温厚かつ従順な性格ですので、際立って大きなトラブルを起こすことなく、平穏に暮らしてくれるでしょう。小さなお子さんがいたり、家族の人数が多かったりしても、スムーズに馴染んでくれそうです。また、鳴き声が小さめですので、集合住宅での飼育にも適しています。

その一方で、ワーキング・キャットを祖先に持つ活発な猫種なので、運動スペースは広めに設けてあげる必要があります。下手にストレスを溜め過ぎてしまうと、家具などにいたずらしてしまうこともあるでしょう。キャットタワーを用意したり、適度に遊んであげるようにしてくださいね。

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ラパーマが気を付けたい病気・寿命

長毛猫がよくかかる病気として、「毛球症」があります。ラパーマは被毛がカールしているため、たとえ長毛でなくても毛球症にかかりやすい傾向にあります。猫草を用意するか、病院から除去剤を処方してもらうなどして、排出させるよう促してあげてください。さらに、ラパーマは猫風邪にもかかりやすいため、注意が必要です。大事に至ると死の危険性もありますので、ワクチン接種などで事前に予防しておきましょう。

また、運動不足が重なると肥満になってしまうこともありますので、適度な運動や、正しい食生活を手配してあげてください。特に高齢になってからは必然的に運動量も減りますので、食事量の調整が必要になってきます。なお、ラパーマの寿命は11〜14歳と言われています。

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監修  高野八重子先生

CFAオールブリード国際審査員。

サンフラワーキャットクラブセクレタリー、
ヤマザキ動物専門学校において「ネコ学・審査とグルーミング」の講義を担当。
著書に「猫の教科書」(緑書房 高野賢治氏との共著)、「猫の手入れがわかる本」(誠文堂新光社)などがある。

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