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シャルトリューの特徴・性格・飼い方

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ロシアンブルー、コラットとともに、ブルーグレーの被毛が特徴のシャルトリュー。フランスが原産国の気品あふれる猫種です。やや微笑んで見える表情も魅力的なシャルトリューの特徴や性格、歴史やかかりやすい病気について、ご紹介します。

シャルトリューの特徴・魅力 

美しい青灰色の被毛、丸い顔に細く小さな口元、印象的なオレンジ色のカッパーの瞳。「フランスの宝」「生きたフランスの記念碑」ともいわれる美しい猫種のシャルトリュー。賢く、温和な性格も飼いやすいと評判の猫です。人のいうことが理解でき、飼い主さんによくなつく、犬のような面をもつ猫種でもあります。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

シャルトリューの歴史 

シャルトリューの起源には諸説ありますが、シリアやマルタ島などから商人によってフランスに連れてこられ密度のある美しい被毛のため生皮は使用されたと伝えられています。フランスでは広く知られていた猫種のようで、16世紀のフランスの文献に「灰色の被毛に銅色の目を持つ猫」として描かれていることから、この頃にはよく見られる猫だったのでしょう。 第二次世界大戦で絶滅しかけましたが、ブルーのブリティッシュショートヘアー、ブルーのペルシャとの交配により再確立されました。アメリカに輸入されたのは、1960年代後半でその後アメリカではタイプの改良が進められました。1970年代のヨーロッパでは、ブルーのブリティッシュショートヘアーとシャルトリューは同一にされていましたが今では別種とされています。1987年にCFAに公認されました。

シャルトリューの外見上の特徴 

シャルトリューの体重は、3~6.5㎏で、場合によっては10㎏を超えることもあります。同じブルー(青灰色)の毛色の猫種・ロシアンブルーの瞳がグリーンなのに対し、シャルトリューはゴールドやカッパーなど、暖色系。成長するにつれて、オレンジ色がかった銅色の美しい目の色になります。 体はがっしりとしていてたくましいですが、対照的に足はほっそり。こうした全身のバランスから「ジャガイモに爪楊枝が刺さったよう」「マッチ棒を刺したジャガイモ」などと、例えられたりもします。多様なニックネームがあるのは、シャルトリューならでは。口元が細く、丸いウィスカーパットが目立ち微笑んでいるように見えることから「微笑むフランスの青い猫」、お尻が大きいため後ろ足で立つ姿勢が得意で、その姿が熊のように見えることから「ベアーキャット」なども。被毛はやや短めのダブルコートで厚く、羊の毛のように密生していて、水をよくはじきます。毛色はブルーのみ。ロシアンブルーやタイ原産の猫種コラットとともに「ブルー御三家」と呼ばれることがあります。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

シャルトリューの性格

シャルトリューの性格は、聡明でおとなしく、鳴き声も小さいのが特徴です。温和なので、子供とも仲よくでき、飼いやすいと評判です。飼い主さんに従順な性格から、「犬のような猫」と称されることもあります。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

シャルトリューを飼うのに向いている人 

体ががっしりとして筋肉質なので、運動しないと太りやすいのが心配です。おとなしい性格でもあるので、なるべく飼い主さんから遊びに誘ってあげたいですね。人なつこく、犬のような面がありますから、コミュニケーションをよくとるなど積極的に相手をしてあげられる人が向くでしょう。

シャルトリューのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

猫の健康のためにも、屋内飼育がおすすめです。猫は基本的に夜行性の動物なので、日中は寝て過ごすことが多いため、安心して寝られるスペースを用意してあげましょう。シャルトリューは遊び好きなゆえに、留守番させるときは、入って欲しくない場所には行けないよう制限し、誤食につながるような細かいものなどは片付けておきましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

シャルトリューの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。猫は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。また、猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造ですが、そのぶん、結石症や腎臓病にかかりやすいので、なるべく水分を摂らせるよう注意しましょう。

シャルトリューの遊び方 

シャルトリューはワーキングキャットだったこともあり、狩り=遊びが大好き。人とのコミュニケーションも好むので、お気に入りのおもちゃを使うなどして、1日に最低でも5~10分以上は向き合って遊んであげましょう。また、猫は高いところに上る習性があり、屋内という限られた空間でも、立体的な上下運動をさせるようにして。猫ができるだけ自由に活動できるよう、猫タワーを置く、タンスや棚をうまく配置して高いところに行けるなどの工夫を。シャルトリューは体の割に足が細いので、ある程度の年齢になったら、よく上る場所にはステップを付けてあげるなどするといいでしょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

シャルトリューのお手入れ 

シャルトリューの被毛は短毛のダブルコートです。美しい光沢と密度のある被毛をキープするためにも、ブラッシングは毎日マメに行いたいですね。コームなどを使って入念にするのが理想です。春から夏にかけて換毛期は大量の被毛が抜けるのでとくに丁寧に行いましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

シャルトリューが気をつけたい病気

・厚い被毛に覆われているため暑さや熱に弱く、呼吸が浅く速くなったり、口からヨダレを垂らすなどの症状が見られる「熱中症」
・被毛が厚く撥水性・保温性が高いので、高温多湿の環境だと、赤くてかゆみのある発疹などの炎症が起こりやすい「皮膚疾患」
・尿路内に石が形成され、血尿や膀胱炎の原因になる「尿石症(ストルバイトおよびシュウ酸カルシウム)」

監修  高野八重子先生

CFAオールブリード国際審査員。

サンフラワーキャットクラブセクレタリー、
ヤマザキ動物専門学校において「ネコ学・審査とグルーミング」の講義を担当。
著書に「猫の教科書」(緑書房 高野賢治氏との共著)、「猫の手入れがわかる本」(誠文堂新光社)などがある。
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