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ラガマフィンの特徴・性格・飼い方

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ラグドールと見分けがつかないといわれるラガマフィン。どちらも、大きなぬいぐるみのような愛らしさを誇ります。たいていの長毛種がそうであるように、温和な性格で飼いやすいと評判のラガマフィンの特徴や性格、歴史やかかりやすい病気について、ご紹介します。

ラガマフィンの特徴・魅力 

ラグドールから派生した、非常に愛らしい長毛猫です。絹のような手触りの被毛に、クルミ形の大きな瞳、丸みのあるマズル。体は大きいのですが、性格はおだやかで優しく、「猫のテディベア」とも呼ばれます。もつれにくい毛質でお手入れも楽なこと、賢く性格がよいことから、日本ではまだ新しい猫種ですが、すっかり人気となっています。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ラガマフィンの歴史 

ラグドールを生み出したブリーダーであるアン・ベイカーのやり方に反対し、独立したブリーダーたちがラグドールと同じ血統の猫を使って新たに生み出したのだといわれています。アン・ベイカーによって商標登録されていたラグドールという名称は使えないため、一時的に付けられたラガマフィンという新しい品種名が、結果的に定着しました。 ラガマフィンの遺伝子プール(その種の個体が持つ遺伝子を全て集めたもの)を拡大させるため、ブリーダーたちはペルシャやヒマラヤンや、家庭猫などさまざまな猫種との交配を繰り返した結果、多彩で丈夫な品種へと成長をとげました。21世紀初めには一部の猫種登録団体で認定されましたが、ラグドールと似すぎているという理由で主要な猫種登録団体でも公認していないところがあります。CFAでは、2011年より、ポイントカラー以外のすべての毛色とパターンが公認されました。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ラガマフィンの外見上の特徴 

ラガマフィンの体重は4.5~9㎏ほど。そのルーツの通り、見た目や性格はラグドールに似ているといわれています。 頭部は幅広で丸味のあるクサビ形。やや釣り上がった大きなクルミ形の目、やや短い丸味のあるマズル……など、全体的に丸みを帯びているのが特徴。そのほか、耳は大きくも小さくもない中サイズで、やや前方に傾いています。体は長方形で、胸や肩が幅広く、足は中くらいの長さで、前足は後ろ足よりも少しだけ短めです。しっぽは体の大きさに比例して長く、やわらかく豊富な毛に覆われています。ラグドール同様、毛質はなめらかで美しくシルキー。そのため、長さはありますが、比較的もつれにくく、抜け毛も少ないので、ほかの長毛種よりはお手入れも簡単ですが、適度なブラッシングは必要です。毛色は規定されておらず、ポインテッド(ラグドールのようにボディのカラーとポイントカラーがはっきり区別される)を除く、あらゆる色が認められる猫種です。

ラガマフィンの性格

ラガマフィンの性格は、ラグドール同様、穏やかでおとなしく優しいのが特徴。人なつっこく、飼い主さんと触れ合うことも大好きです。そのため、甘えん坊な印象も強いです。一方、好奇心おう盛で遊び好きな一面も。おもちゃを目にしたらすぐに興味を示すような機敏さも兼ね備えています。非常に愛情深く、子供とも仲良くできるので、とても飼いやすい猫種です。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ラガマフィンを飼うのに向いている人 

ラガマフィンは、とても人なつっこい性格なので、一緒にいる時間を積極的に作ってあげられる人や、抱っこが好きなのでスキンシップを好む人が向いているでしょう。長毛猫なので、まめなブラッシングやコーミングなど、お手入れをすることが苦にならないタイプがベター。とても飼いやすい猫なので、猫飼い初心者でも心配ないでしょう。

ラガマフィンのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境 

猫の健康のためにも、屋内飼育がおすすめです。猫は基本的に夜行性の動物なので、日中は寝て過ごすことが多いため、安心して寝られるスペースを用意してあげましょう。ラガマフィンは、去勢したオスだと10㎏を超えることもある大型猫です。部屋は多少余裕があるほうが嬉しいでしょう。留守番させるときは、入って欲しくない場所には行けないよう制限し、誤食につながるような細かいものなどは片付けておきましょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ラガマフィンの食事 

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。猫は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。また、猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造ですが、そのぶん、結石症や腎臓病にかかりやすいので、なるべく水分を摂らせるよう注意しましょう。

ラガマフィンの遊び方 

ラガマフィンは、人とのコミュニケーションが大好き。そんなに活動的ではないので、じゃらしおもちゃは適度に、あとは抱っこが好きなのでスキンシップなどで遊んであげるといいでしょう。また、猫は高いところに上る習性があり、屋内という限られた空間でも、立体的な上下運動をさせるようにして。猫ができるだけ自由に活動できるよう、猫タワーを置く、タンスや棚をうまく配置して高いところに行けるなどの工夫を。そして、ある程度の年齢になったら、よく上る場所には行動の手助けになるよう、ステップを設置してあげるといいでしょう。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ラガマフィンのお手入れ 

ラガマフィンは長毛種ですが、もつれにくい毛質なので、ブラッシングも割とスムーズにできます。スキンシップが好きな猫なので、その一環として、ブラッシングしてあげるといいでしょう。
毛が激しく抜け変わる換毛期には、とくにマメにブラッシングやシャンプーをしてあげましょう。長毛種はお尻まわりが汚れやすいので、気になったら拭いてあげてもいいですね。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

ラガマフィンが気をつけたい病気

・心臓の筋肉が厚くなりすぎて、心臓に十分な血液を送り出せなくなる「肥大型心筋症」
・腎臓にたくさんの嚢胞(のうほう/水がたまった袋)ができ、腎臓の働きが徐々に低下し、やがて腎不全になる「多発性嚢胞腎」
・尿路内に石が形成され、血尿や膀胱炎の原因になる「尿石症(ストルバイトおよびシュウ酸カルシウム)」

監修  高野八重子先生

CFAオールブリード国際審査員。

サンフラワーキャットクラブセクレタリー、
ヤマザキ動物専門学校において「ネコ学・審査とグルーミング」の講義を担当。
著書に「猫の教科書」(緑書房 高野賢治氏との共著)、「猫の手入れがわかる本」(誠文堂新光社)などがある。
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