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ハバナ・ブラウンの特徴・性格・飼い方

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イギリス原産のスリムな猫、ハバナ・ブラウン。細長い体と、チョコレートのような毛色が南国を彷彿とさせます。毛色が限定されているため、頭数が少ないことも希少性を高めています。そんなハバナ・ブラウンの特徴や性格、歴史について、ご紹介します。

ハバナ・ブラウンの特徴・魅力

シャム猫から派生した、マホガニーの毛色が美しいハバナ・ブラウン。卵形で美しく光るグリーンの瞳もチャームポイントです。日本ではまだ珍しい猫種ですが、チョコレートのような体と、独特な存在感でイギリスとアメリカでは人気の高い猫種です。

ハバナ・ブラウンの歴史

19世紀の初期、タイから英国に多数のシャム猫(ポイントカラーや全身に色のついた猫たち)が輸入されました。その中に毛色がチョコレート・ブラウンで目の色がグリーンの猫がいました。その猫が1950年代に「ハバナ・ブラウン」と名付けられ、広く知れ渡るようになったのです。名前の由来は、最高級のハバナ産の葉巻の色みたいだったからといわれます。同時期、チョコレートポイントのシャムとチョコレートカラーの遺伝子を持ったブラックの短毛猫との交配から美しい美しいチョコレートブラウンのメスが誕生したのを機にハバナ・ブラウンの計画繁殖がスタートしました。1956年にはアメリカに輸入され、さらなる繁殖と改良が重ねられ英国のタイプとはまったく違うユニークな表情で頑丈な体型になりました。1964年にCFAに公認されています。CFAはハバナ・ブラウンの美しいコートカラーを保つため異種交配を認めていませんでしたが、近親交配による弊害で激減したため1998年から異種交配を認めています。

ハバナ・ブラウンの外見上の特徴

ハバナ・ブラウンの特徴といえば、名前の由来にもなった毛色。濃い赤茶色でマホガニーと称されます。体重2.8~5㎏。顔は縦長で耳は大きく、特徴のある口元は細くなっていますがウィスカーブレイクとウィスカーパットが目立ち全体的には四角く見えユニークな顔の形をしています。卵形の目は離れてつき、色は印象的なグリーン。体は筋肉質で、見た目より重量があり、バランスのとれた美しい体型をしています。毛質は短くなめらかで、光沢があります。

ハバナ・ブラウンの性格

シャムの血を引くハバナ・ブラウンは、シャム同様、人と触れ合うことが大好き。ひざなどに乗って、つねに飼い主さんの体温を感じていたい猫です。賢く、人の言葉が理解できるともいわれます。明るく活発で、愛情深いのも特徴。飼い主さんに注目を浴びたい傾向があるので、複数飼いには向かないかもしれません。

ハバナ・ブラウンを飼うのに向いている人

人と遊んだり、触れ合ったりすることが好きなので、自宅にいる時間が長く、コミュニケーションを多く取れる人に向いているでしょう。また、運動が大好きで簡単に高所に乗ってしまうので、日頃からこまめに家の物を片付けられる人は飼いやすいかもしれません。

ハバナ・ブラウンのハウス・ケージなど住む場所・飼育環境

猫の健康のためにも、屋内飼育がおすすめです。猫は基本的に夜行性の動物なので、日中は寝て過ごすことが多いため、安心して寝られるスペースを用意してあげましょう。ハバナ・ブラウンは活動的ゆえに、留守番させるときは、入って欲しくない場所には行けないよう制限し、誤食につながるような細かいものなどは片付けておきましょう。

ハバナ・ブラウンの食事

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。猫は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造ですが、そのぶん、結石症や腎臓病にかかりやすいので、なるべく水は容器に入れて、つねに飲めるようにしましょう。

ハバナ・ブラウンの遊び方

活発なハバナ・ブラウンは、遊ぶのが大好き。お気に入りのおもちゃを使うなどして、1日に最低でも10分以上は集中して遊んであげましょう。また、猫は高いところに上る習性があり、屋内という限られた空間でも、立体的な上下運動をさせるようにして。猫ができるだけ自由に活動できるよう、猫タワーを置く、タンスや棚をうまく配置して高いところに行けるなどの工夫を。ハバナ・ブラウンは運動量が多い猫種とはいえ、加齢で足腰が弱ってくることがあるので、ある程度の年齢になったら、よく上る場所にはステップを付けてあげるなどするといいですね。

ハバナ・ブラウンのお手入れ

ハバナ・ブラウンの被毛は短毛なので、ブラッシングはスムーズです。1日1回獣毛ブラシで毛並みをそろえてあげ、抜け毛のシーズンはラバーブラシで抜け毛をとってあげましょう。乾燥する時期などは静電気が起きやすいので、ブラッシングスプレーを用いながらブラッシングするといいでしょう。ハバナ・ブラウンは飼い主さんとの触れ合いが好きなので、ブラッシングもコミュニケーション感覚で行うといいでしょう。

ハバナ・ブラウンが気を付けたい病気

個体数が少ないため特有の症例を挙げるのが困難ではありますが、他の猫種と同様、尿慮疾患などよく見られる病気には気をつけたいところです、

監修  高野八重子先生

CFAオールブリード国際審査員。

サンフラワーキャットクラブセクレタリー、
ヤマザキ動物専門学校において「ネコ学・審査とグルーミング」の講義を担当。
著書に「猫の教科書」(緑書房 高野賢治氏との共著)、「猫の手入れがわかる本」(誠文堂新光社)などがある。
ヤマザキ動物専門学校

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