猫と暮らす
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健康な成長のために…子猫の成長期における栄養管理の流れを解説
成長期は体を作る大切な時期
また、成長期は「哺乳期」「離乳期」「離乳後の成長期」といったように、栄養の摂り方から3つに分けることができ、それぞれに合った栄養管理が必要です。
哺乳期は母猫の栄養管理が大切
母猫は、子猫が体内にいる「妊娠時」から、母乳によって育てる「授乳期」まで、多くの栄養を必要とします。特に授乳期においては必要なエネルギー量が増すため、食べ物は食べたいだけ与えてもいいといわれています。
この時期の栄養は子猫のためのものにもなるので、母猫には栄養価の高いフード(繁殖期用または子猫用)を与えるようにしましょう。
離乳期は総合栄養食のフードを与えよう
飼い主さんは母猫に代わって子猫の食事の世話をすることになるため、食の好みが限定されることのないよう、「子猫用」などの表示を目安に、成長期用の総合栄養食を与えるようにしましょう。
まずは、フードをお湯でふやかして、おかゆのようにしたものを離乳食とし、生後2ヶ月半ほど経つころには、固形フードに切り替えられるようにします。
離乳前の子猫を保護したら
また、ミルクを与える頻度は生後日数によっても異なるため、獣医師の診察を受けて生後日数を判断してもらいましょう。
ミルクを与える頻度
- 生後4日まで…3~4時間おき
- 生後5~21日…4~5時間おき
1日のミルクの量の目安
- 体重70~130g…18~30mL
- 体重130~240g…30~50mL
- 体重240~300g…50~70mL
- 体重300~400g…70~100mL
離乳期の食事が猫の好みを決める?
離乳後の成長期はフードの量を適切に増やしていこう
なお、離乳食で補給できていた水分がなくなるため、新鮮な水はいつでも飲めるようにしておくことが大切です。
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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