煮干しになぜか荒ぶり大暴走する子猫（笑）　飼い主が教えてくれた想像だにしない過去とは

オヤツやオモチャなどを猫に与えたときの反応は、猫によってさまざまですよね。

Twitterユーザー・仲良し保護猫うにむぎはちむーさん（@uni_mugi_hachi）が、愛猫・子猫のむーくんに「猫用の煮干し」を与えてみたところ…なにやらおもしろ可愛いことになってしまったようです！

むーくんに煮干しを与えたら…

この日、飼い主さんはむーくんに猫用の煮干しを初めて与えてみることに。いいニオイにつられたのか、むーくんは煮干しをじっと見つめ、「早くちょうだい！」と言わんばかりにニャーニャー鳴いてアピールしています。

飼い主さんから煮干しを受け取り、ものすごい勢いで食いつくむーくん。「これは一瞬で食べ終わってしまうのかな？」と思っていたら…

暴走！！！

なんと、煮干しを食べるわけでもなく、むーくんは煮干しで遊び始めちゃいました。格闘をするかのように、大暴れするむーくん。お手てでていていっと煮干しにパンチをしたり、立ち上がって変なポーズをとったり…

自分で煮干しを投げてそれを追いかけたり、何度も転げ回ったり…。むーくんは煮干し相手に激しく遊んでいます（笑）

ようやく食べた？　いや…

すると、ようやく煮干しを食べるような素振りを！

と思ったら、まだ食べないみたい…（笑）　再び激しく転げ回っています。むーくん、いつになったら煮干しを食べるんだろう…。

煮干しを与えてから30分後…

そして煮干しを与えてから30分が経過した頃、ついにむーくんは煮干しを食べてくれたようです。煮干し1個で30分もひとりで遊べるとは…見ていて楽しすぎますね！

初めて煮干しを与えられたむーくんの荒ぶり方がおもしろ可愛くて最高なのでした。煮干しで遊ぶむーくんの姿は、ぜひYouTubeでもチェックしてみてくださいね♪

YouTube｜【うにむぎはちチャンネル UniMugiHachi Channel】子猫に煮干しをあげたら暴走しました

幸せに暮らしているむーくんには、「車からポイ捨てされた」という悲しい過去が

飼い主さんのそばでまったりするむーくん — @uni_mugi_hachi_muu

飼い主さんや先輩猫たちと一緒に、のびのびと元気いっぱいに暮らしているむーくん。今の姿からは想像できませんが、むーくんには「車からポイ捨てされた」というつらく悲しい過去があります。

保護猫たちと暮らしている現在の飼い主・仲良し保護猫うにむぎはちむーさん（@uni_mugi_hachi）は、とある高校生のツイートを見てむーくんのことを知り、むーくんの命を助けるために行動を起こしたのです。

「帰宅途中に猫ポイ捨てする車に遭遇しました」　信じがたい事実に憤りが

2020年5月28日、何気なくTwitterを見ていた飼い主さんは、とある高校生のこのツイートを発見します。

「高校帰宅途中に猫ポイ捨てする車に遭遇いたしました。道路の線の所に猫は泣き叫びうずくまっていました。私はアレルギーもちなので優しいご主人様の元に行かせてあげたいです」

信じがたい内容で「心の底から憤りを感じた」と、飼い主さんはこのときのことを振り返ります。そしていても立ってもいられず、TwitterのDMで高校生と連絡を取り合うことに。

子猫はとても衰弱していたようですが、保護した高校生は事情があるため、子猫を家に連れて帰ることができないそう。事情を知った飼い主さんは、その日の夜のうちに自宅がある千葉県から子猫のいる栃木県まで車を走らせて、子猫を迎えに行くことを決めたのです。

子猫のもとまで、約2時間半車を走らせた

約2時間半かけて、子猫がいるところまでたどり着いた飼い主さん。無事に子猫を見つけてごはんを与えてみると、「ワウワウワウ」と鳴きながらものすごい勢いで必死にごはんを食べたそうです。もしかしたら、子猫は極限状態だったのかもしれません。

仲良し保護猫うにむぎはちむーさん：
「本当に会えるかわからなかったので、子猫を見つけたときは心底安心しました」

無事に子猫を保護した飼い主さんは、子猫を自宅へ連れて帰ったのでした。

ポイ捨てされた子猫は、驚くほど人懐っこかった

子猫と衝撃的な出会いを果たした飼い主さんは、翌日子猫をすぐに病院へ連れていくことに。性別は「男のコ」だということがわかり、とくに大きなケガや感染症などもないと診断されたそうです。

そして、保護して2日目にして…なんと驚くほどのくつろぎっぷり！　安心したのか、ホッとしたような幸せそうな寝顔をしています。あまりに人馴れしている子猫を見たとき、飼い主さんは野生経験を感じなかったそうです。

仲良し保護猫うにむぎはちむーさん：
「びっくりするくらい人懐っこいと感じました。恐らく直前まで、餌は与えられてはいなかったと思うのですが、人の家で飼われていて捨てられたのではないかと考えています」

そんな子猫は、「むーむーよく鳴き、大変よくね『む』る」ということで、「むー」と名づけられ、飼い主さんのもとで暮らし始めることになりました。