すばらしきニャン語の世界
猫好きさんの間では当たり前のように使われている、猫ならではのしぐざを絶妙に表現する「ニャン語」。そんないまさら聞けない猫用語を解説。猫がするしぐさに思わずキュン
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第14回 かくれんぼ 猫を見つけられるかニャ?|すばらしきニャン語の世界
猫が箱などに隠れているさま。家具のすき間のような狭いところにも、無理やり体をねじこんでしまう。愛猫の姿が見当たらないときには、かくれんぼをしている可能性大。なかなか見つからないときは、オヤツのにおいで誘い出すと降参するようだ。
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第13回 ごめん寝 夢の中でいたずら中!?|すばらしきニャン語の世界
猫が土下座のような姿勢で寝ている状態を指すニャン語。前足を揃えて頭を床につけたり、毛布などに顔をうずめたりしている姿が、まるで謝罪しているかのように見えることから名づけられた。
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第12回 シンクロ 同時に同じ方向を見るのはなぜ?|すばらしきニャン語の世界
2匹以上の猫が同時に同じ方向に顔を向けたり、同様の行動をしたりしているさま。血のつながった親子やきょうだいに限らず、人や犬など、ほかの動物とシンクロすることもある。
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第11回 香箱座り「香箱」って何のこと?|すばらしきニャン語の世界
猫が前足を胸の下にしまいこむように、折り曲げて座っていること。これが正式なスタイルであるが、片足のみ折り曲げていたり、前足を腕組みするようにして座ったりする場合も香箱座りと呼ぶことがある。
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第10回 あご乗せ 家にあるものは何でもあご枕|すばらしきニャン語の世界
猫が物にあごを乗せている状態を指すニャン語。目に付いたものにはあごを乗せないと気が済まないのか、素材にこだわることなく乗せまくっているようだ。首が引っ張られて苦しそうに見えることもあるが、そのまますやすやと寝てしまうことも。
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第9回 起立! 二本足で立つことはお手のもの!|すばらしきニャン語の世界
まるで号令がかかったように、突然立ち上がる猫たち。あたりを観察するようにキョロキョロしたり、一点をじっと見つめていたり……。その姿はまるで人のようにすら見えることもある。
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第8回 グラビアポーズ 猫特有のしなやかな動きの秘密|すばらしきニャン語の世界
しなやかな肢体を見せつけるように、さまざまなポーズをとる猫たち。体を器用にくねらせながら、誘惑するような視線を投げかけてくる姿は、まさにグラビアアイドル。そんな魅惑のポーズの数々を、ここでは「グラビアポーズ」と命名する。
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第7回 ラブシーン 猫のキスには意味がある!|すばらしきニャン語の世界
白昼堂々、人目を気にすることなくキスをする猫たち。抱きついたり頬を寄せ合ったりして眠っていることもあり、まるでラブラブぶりを見せつけられているようだが、親子や同性同士にもよく見られる。
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第6回 箱入り娘 猫が箱を愛する理由とは?|すばらしきニャン語の世界
段ボールをはじめ、カゴやバッグなど、箱状のものを見つけたらとにかく中に入りたがる。何が何でも、体を納めなければ気が済まない猫たちのことを指す。どんなに小さな箱でも、無理やり入ろうとするので油断できない。
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第5回 猫団子 見ているだけでポッカポカ!|すばらしきニャン語の世界
2匹以上の猫が寄り添っているさま。体を密着させて丸くなっている姿が、「団子」のように見えることから命名された。日当たりのいい場所やクッションの上など、睡眠に適した場所で見られることが多いが、起きているときにも猫団子を形成することがある。
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第4回 オッサン座り だらしなくてもかわいい。それが猫|すばらしきニャン語の世界
後ろ足を投げ出し、半身を起こした状態でくつろいでいるさま。壁やソファーなどに寄り掛かることで、体勢を維持する猫も見受けられる。そのふてぶてしく見える様子がオッサンくさいことから命名されたニャン語。
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第3回 アンモニャイト 猫はどこでも丸くなる!?|すばらしきニャン語の世界
猫が頭とお尻をくっつけて、体を丸くして寝ている状態を指す。その姿が化石の「アンモナイト」に似ていることから名づけられた。顔をお尻で隠すように体を丸め、より「○」に近いほど、完成度が高いとされている。
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第2回 イカ耳 ピンと張った耳に注目!|すばらしきニャン語の世界
猫の耳がピンと張って、外を向いているさま。主に、耳を横に寝かせたような状態のことを指すが、上向きになっているときもイカ耳と呼ぶ。この名の由来は、そのシルエットが「イカ」のように見えることから。今にも飛び立ちそうな形をしているが、部屋の片隅で大人しくしていることも少なくない。それに油断していると、「シャーッ」と威嚇されることがあるので要注意。
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第1回 ヘソ天 モフモフお腹が大集合!|すばらしきニャン語の世界
猫があおむけになり、「おへそを天井に向ける」状態の略称。ソファーなどの物陰やキャットタワーの上で見られることが多い。ごろ~んと転がりながら上目づかいで見つめる姿に、魅せられる人は多数。まるで誘惑するようなしぐさに思わずお腹をモフモフしたくなってしまうが、手を伸ばしたと同時に立ちあがってその場を去ってしまうことも。最初は遠くからそっと見守り、徐々に距離を縮めていくことがヘソ天観賞のルール。