家族になったばかりの頃に、先住猫の前足にしがみついていた保護子猫→1年後、変わらぬ「仲良しぶり」にほっこり

これは尊い……！

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@kk26647297さんが、2023年8月に投稿していたこちらの写真。そこには、先住猫・ポーくん（撮影時3才）の前足にギュッとしがみつく子猫・テトくん（撮影時、生後2カ月）の姿が写っていました。

なんとも微笑ましい一枚ですが、撮影当時はどのような状況だったのでしょうか。

飼い主さん：
「当時はすごい雷が鳴っていて、びっくりした新入り子猫のテトが、ポーのところに近づいて行ってまったりしていました。すると今度は、地響きがするような雷が鳴って、怖くなったのかテトがポーの腕にしがみついた感じです。

テトは怖くて、ポーに守ってもらおうとしたのかなと。ポーは、テトがそばに来たから一緒に寝ようとしたのかなと思いました」

2匹の姿を見たときの心境について、「とにかく可愛い……尊い……と思いました」と話す飼い主さん。

ポーくんとテトくんの微笑ましい姿には、Xユーザーから「これは可愛いしかないでしょう」「親子だ　すごくいいです」「ぽっ君とテトの絆が素敵ですね！」「怖かったテトさんには申し訳ないが…悶絶」「腕を掴んでる仕草が可愛い」などと反響のコメントが寄せられていました。

2匹は出会った頃から仲良し！

仲良しな姿を見せていた2匹ですが、先ほどの写真は保護猫だったテトくんを家族に迎えたばかりの頃に撮ったものなのだとか。

どのような経緯でテトくんをお迎えすることになったのでしょうか。

飼い主さん：
「なんとなく里親募集サイトを見ていたときに、お空に旅立った先代猫ちゃんに似ているな〜と思うコを見つけました。それがテトです。ダメ元で応募してみたのですが、ご縁があって我が家に迎え入れることになったんです」

先住猫のポーくんとテトくんを対面させると、お互いにシャーシャーすることはなく、2匹はあっという間に仲良くなったとのこと。

出会った頃の2匹の微笑ましい関係について、飼い主さんはこう話しています。

飼い主さん：
「ポーはマイペースで人が大好きで、人見知りをしないコです。テトは食いしん坊でちょっとビビりで、ジャンプが下手なコです（笑）

最初の頃はテトが少し強引でポーがタジタジでしたが、次第にふたりで追いかけっこや“にゃんプロ”をしてよく遊ぶようになりましたね」

テトくんをお迎えして1年が経過　現在の2匹はどんな様子？

それから月日は流れ、ポーくんは4才、テトくんは1才になりました。その後も2匹は良い関係を築いているようで、現在はこんな様子が見られるといいます。

飼い主さん：
「最近は暑さのためか別々に涼しい場所を探して過ごすこともありますが、テトはポーがいたところに必ず行ったり、ポーの行動を真似したりと、仲良しな姿が見られます。

しっかりと上下関係ができているようですが、食べ物に関しては食いしん坊なテトのほうが強かったりもしますね（笑）」

仲良し兄弟猫となった2匹について、「家族であり最高の癒しです」と話す飼い主さん。最後に、2匹への思いをこう語っています。

飼い主さん：
「今は家を建て替えているため仮住まいで暮らしており、2匹にはなにかと不自由な思いをさせているかもしれません。新居には少しですが『猫たち専用の場所』も作ったので、新居に戻ったらよりいっそう可愛がり、そこで楽しく暮らしてもらいたいです。

ポーとテトには、仲良くのびのびと平和に過ごしてほしい。それだけです」

写真提供・取材協力／@kk26647297さん／X（旧Twitter）
取材・文／雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。