か、かわいい～♡　人だと44歳の猫４匹からわかる「中年猫」たちの実態

人の中年を猫に置き換えると７〜11才くらい

人の中年は、成人として中くらいの年齢という意味で、40代前半〜60代半ばくらいを指すことが多いようです。それを猫に置き換えると７〜11才くらいになります。
人の場合だと、社会的にも立派な大人として活躍することも多い年代ですが……。

今回は、人だと44才に該当するという4匹の中年猫たちの実態を、飼い主さんが人に例えてくれました。

猫の年齢を人の年齢に換算すると？

うちの猫、人年齢でたとえたら44歳、でも･･･

子供みたいにすぐ拗ねる"ピーターパン症候群”

りくは6才まで1匹飼いだったため、いつまでも〝大人”になりきれないよう。同居猫のモアナがが私に甘えていると、少し離れた場所からジトーッとした視線が......。年甲斐もなくすぐに拗ねるところが「おじさんだけど可愛い」です。

モアナちゃん（メス・１才／ブリティッシュショートヘアー）に箱を取られたことに拗ね、遠巻きに見つめている、りくくん

小首をかしげておやつを待つ"おねだり娘”

おやつがほしいとき、ちょっと小首をかしげて、静かに待っている茶々。食べるときも、小さくすぼめた口で1粒ずつカリッカリッ。その姿は"おばさん”というより“女のコ”にしか見えず、キュートなんです！

いまだにだっこをせがむ童顔の“少年”

BJ兵長はだっこされるのが好きなくせに、体をなでられるのは苦手。そのため、片手がふさがる私の歯磨き中に、抱っこをせがみます。そのときの表情は子猫時代と変わらず童顔。可愛くてずる賢い“おじさん”なんですよ。

夢中になって遊ぶ“やんちゃ坊主”

じゅりあんはいくつになっても好奇心旺盛でやんちゃな性格。とくにおもちゃで遊んでいる姿は、永遠の“少年”のよう。人だと、遊びに夢中のおじさんはちょっとイタイけど、猫だと可愛いとしか思えませんね。

どの「中年猫」もまだまだ甘えん坊で手が離せない「おこちゃま」といったところ！？　監修の哺乳動物学者・今泉忠明先生によると、人と長く暮らす「中年猫」は、飼い主さんの行動を覚え、人を怒らせない術や、願いを叶える方法を習得しているのだそう。なるほど、たとえ”おじさん””おばさん”でもこのかわいさに文句はつけられませんね！

参考／「ねこのきもち」2021年5月号『うちの中年猫めちゃめちゃ可愛いんです。』（監修：哺乳動物学者・日本動物科学研究所所長　今泉忠明先生）
イラスト／esk.s
文／ハナマサ
※この記事で使用している画像は2021年5月号「うちの中年猫めちゃめちゃ可愛いんです。」に掲載しているものです。