【猫の飼い主さん調査】うちの猫の「推し」おもちゃ　より楽しませる遊ばせ方は

猫が夢中になるおもちゃ遊び。今回は、猫を楽しませる遊び方のコツと注意点について、ペットライフコンサルタントの薬師寺康子先生にお話を伺いました。あわせて「ねこのきもちアプリ」で行ったアンケートの結果をもとに、猫に人気のおもちゃをご紹介します。

猫をより楽しませる！おもちゃ遊びのコツ

愛猫の好みを知ることが大切！

猫によっておもちゃの好みはさまざまです。ひもやボール、キラキラ系やカシャカシャ系など、いろいろなタイプのおもちゃを試して観察し、愛猫の好みを知りましょう。

遊び時間は1回5分程度が○

おもちゃ遊びの時間は、1回5分程度にしましょう。一度に長時間遊ぶより、短時間でたくさんの回数遊んであげるほうが、猫の満足度は高くなります。

おもちゃは遊ぶたびに片付けて

猫のワクワクする気持ちを継続させるためにも、おもちゃは遊ぶたびに片付けるようにしましょう。出しっぱなしにすると、新鮮味が薄れてしまいます。

おもちゃを使うときの注意点

遊ぶ前に安全性を必ず確認

市販のおもちゃは、壊れやすくないかなど事前に安全性を確認し、注意事項をしっかり読んでから使いましょう。また、手作りおもちゃの場合は、大きさや素材など猫が誤食してしまう危険はないか、壊れかかっていないか、遊ばせる前に必ず確認しましょう。

おもちゃを使うときは飼い主さんが見守って

おもちゃを使うときは猫だけで遊ばせず、飼い主さんがそばで見守るように心がけましょう。遊び終わったら、猫が取り出せない場所にしまうようにしてください。

飼い主さんに聞いた、愛猫の“推し”おもちゃ

ねこのきもちアプリでは、400名の飼い主さんを対象に「猫に与えて食いつきが最高だったおもちゃ」についてアンケートを実施しました。ここでは、愛猫の“推し”おもちゃについて飼い主さんの声をご紹介します。

※2021年6月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査（回答者数　400人）

猫じゃらし系

・キラキラしている羽とヒモがついているトンボのじゃらし
「振っただけでニャーッとテンションが上がり布団の上を跳ね回って追いかけていました」

・「ねこのきもち」付録の猫じゃらし
「ジャンプ！ジャンプ！狂喜乱舞です」

・じゃれ猫ブンブン
「遊びすぎて、すぐボロボロになってしまい、今遊んでいるのは3代目です」

釣り竿系

・釣り竿タイプの猫じゃらし
「ワイヤーで揺れるたびに目がイキイキ。お尻をフリフリ」

・釣竿型の虫のような形をしたおもちゃ
「買ってきたときからすごい食いつきようで、よく得意気に咥えてはどこかに持っていこうとします」

・カシャカシャぶんぶん
「のんびりしたコが目をキラキラさせてダッシュしたり、両手を広げてジャンプしたりと、ものすごくハッスルして遊んでくれる」

ボール系

・ボールの中に鈴が入っているおもちゃ
「ひたすら追いかけ回したり、咥えて持ち歩いたりします。隙間に入ったら出してほしいと鳴くぐらい喜びます」

・アルミホイルを丸めたボール
「おもちゃを購入しても、あまり遊んでくれないが、ただのアルミホイルボールはサッカーみたいに走り回って転がして遊んでいます」

・自分の毛で作った毛玉
「今までにないほど、走り回って飛び跳ねて、早く投げろと催促された」

ハイテク系

・レーザーポインター
「おもちゃ入れから出して『カチッ』と音が聞こえると、別の部屋にいてもすっとんできます。黒目まん丸でマズルぷっくりでおヒゲも前方に向いてハァハァ言うまで追いかけています」

・キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
「もう夢中で遊んでいました。毎日飽きずに遊んでいたものの、ある日さすがにあまり食いつかなくなりしばらく封印した後、満を持して出してみると、再び大喜びで遊び始めました」

おもちゃの好みは猫それぞれです。愛猫のお気に入りのおもちゃを見つけて、一緒に楽しく遊びましょう！

お話を伺った先生／薬師寺康子先生（ペットライフコンサルタント「ねこままホテル」オーナー）
参考／「ねこのきもち」2021年5月号『ハイテクVS.ローテク猫おもちゃカタログ』
文／寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。