おもちゃが顔に直撃！　その後「スン」としてしまった猫の心理とは？

宙を舞う魚のおもちゃ。

こちらは、X（旧Twitter）ユーザー＠Evemaru612さんの愛猫・イブくん（取材当時1才）がおもちゃで遊んでいる写真です。この投稿には、「すんごい楽しそうにお魚放り投げてた」というコメントが添えられていました。
飼い主さんによると、この魚のおもちゃは部屋に置かれていたものなのだとか。イブくんは急に興味を示して、“ひとり遊び”を始めたといいます。

飼い主さん：
「今までは、この魚のおもちゃに見向きもしなかったので、ずっと部屋に放置していました。それが、このとき初めて楽しそうに遊んでいたので、『こんなに遊ぶんだ！』という驚きが大きかったです」

急に魚のおもちゃで遊び始めたイブくんの気持ちについては、次のように推測しているのだとか。

飼い主さん：
「遊んでみたら、『意外とおもしろいな～』と思って、何度も放り投げていたのだと思います」

この、おもちゃで遊ぶイブくんの投稿はSNSで話題になりました。

楽しそうに放り投げるイブくん。その後の展開にクスッ

冒頭で紹介した投稿には、続きがありました。じつはイブくんが魚を放り投げたあとで、その魚がイブくんの顔に直撃していたといいます。
自分の投げた魚が顔にぶつかったあとは、どうなったかというと……

飼い主さん：
「魚のおもちゃでしばらく遊んでいましたが、顔に当たったあとはわれに返ったようにスンとした表情になり、遊ぶのをやめました」

【獣医師解説】このときのイブくんの気持ちとは？

ここからは、このときのイブくんの様子から推測できる心理について、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に解説していただきます。

山口先生：
「顔にぶつかったことが嫌だったのだと思います。
イブくんが突然このおもちゃで遊びはじめたのは、なにかしら魅力的に感じるきっかけがあったからでしょう。猫は気まぐれな生き物なので、人には予想できない心情の変化があったのかもしれませんね」

気まぐれなところも、猫の魅力のひとつですよね。