左右対称の“点々模様”が可愛い元保護猫　家族に迎えて5年、夫婦の心を癒し続ける存在に

顔の特徴的な模様が目をひく元保護猫は、その愛らしい姿で飼い主夫婦を魅了し続けていました。

テレビを消して「さあ寝ようか」——その瞬間に見せた表情にキュン

口元の“点々”が愛らしい絆那ちゃん — 口元の“点々”が愛らしい絆那（はんな）ちゃん。

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@chatnoir8888さんが「はぁ(´Д｀) 永久保存版にする」と投稿していた写真。まんまるな目や口元の“点々模様”が特徴的なハチワレ猫・絆那（はんな）ちゃん（撮影時5才4カ月）が写っています。

この写真が撮影されたのは、飼い主さんが就寝の準備をしていたタイミング。テレビを消して「さあ寝ようか」と声をかけたところ、絆那ちゃんは真正面からじっと見つめてきたといいます。

飼い主さんは当時の様子をこう振り返ります。

飼い主さん：
「カメラ目線をしてくれることは少ないので、正面から撮れるのは珍しくて。うまく撮れた瞬間は『可愛い、これは永久保存版だ』と嬉しくてニコニコしてしまいました」

仕事の悩みで笑えなかった日々　救ってくれたのは“点々模様”の子猫・絆那ちゃん

保護猫だった絆那ちゃんを家族に迎えたのは2020年9月。動物愛護センターの譲渡猫ページに、生後3カ月だった絆那ちゃんの写真が掲載されていたのだそうです。

絆那ちゃんとの出会いは、飼い主さんにとって今でも心に残る大切な記憶だといいます。

飼い主さん：
「当時、私は仕事の悩みからうつ状態になっており、自分では気づかないまま表情を失っていました。そんな姿を見かねた妻が、猫好きの私のために保護猫を探してくれていたんです。

『コレ見て！』と妻が見せてくれたのが、絆那の写真でした。左右対称の点々模様で、首を傾げてこちらを見ている姿に思わず驚き、私は久しぶりに笑顔になっていたそうです」

数日後、愛護センターで実際に対面。ちょこちょこと走り回り、物怖じせず遊ぶ絆那ちゃんの姿に心を奪われ、そのまま“家族の一員”として迎えることを決めたのでした。

絆那ちゃんってどんなコ？

それからあっという間に5年の月日が流れました。体は大きくなったものの、外見の大きな変化は少なく、今でも“点々模様”が最大のチャームポイントです。

表情も豊かで、角度によって点々の見え方が変わるため、飼い主さんは写真におさめてはXに投稿しているのだそう。

そんな絆那ちゃんは、温厚で優しい性格のコ。飼い主さんには特に印象深い出来事があるといいます。

飼い主さん：
「妻が熱を出して寝込んだときに、絆那がずっとそばに寄り添っており、まるで“看病”していたようにも見えました。月日を重ねたことで、お互いの信頼関係がしっかり築けたのかなと感じています。

また、絆那は同居猫の乙に対しても優しく、自分が使っていたおもちゃを譲ってあげることもあります」