【プロが解説】猫が「ごめん寝」するのはどんなとき？おもしろ事実が判明！

額を床にピタッとつけて、まるで謝っているかのような姿勢で寝る猫の「ごめん寝」。かわいすぎるフォルムで、見れたら「ラッキー♪」と思ってしまうほど猫ファンに人気の寝姿ですよね

このごめん寝を見たときに、疑問に思うことはありませんか！？

・どんな経緯でこの姿になったの？

・息できてなさそうだけど、大丈夫！？

・どんな心理のときに、ごめん寝をするの？

など……ごめん寝には不思議がいっぱい！

ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、「ごめん寝にまつわる疑問」をねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみることに。

意外な事実が明らかになりました！

猫の「ごめん寝」は、うたた寝の可能性も！？

ーー猫はどんなときに「ごめん寝」の姿勢になるのでしょう？

ねこのきもち獣医師相談室の獣医師（以下、獣医師）：
「猫がごめん寝をするときは、座った姿勢のまま眠ってしまったり、眠いけれども周囲が明るくてまぶしかったりすることが多いようです。

猫は半日以上を寝て過ごすので、人のように起床時と睡眠時がはっきり分かれていません。

睡眠も浅いことが多く、『眠くなれば寝て、なにか気になることがあれば起きる』の繰り返しで生活をしています。

ですから、人のうたた寝のような時間が結構あり、ごめん寝も多くの場合それに含まれるといえるかもしれませんね」

ーーうたた寝しているかもしれないというのは知らなかったです！　ごめん寝の姿勢は一見苦しそうに見えるのですが、猫的に問題はないのですか？

獣医師：
「猫は体が柔らかいので、様々な姿勢で眠ります。ごめん寝もその中のひとつ。

ごめん寝をしながら、頭は布団やクッション、まくらなどの上にあったとしても、強く押し付けているわけではないので、それほど苦しいということはないでしょう。

もし苦しければ自分で体勢を変えますので、病気で体調が悪い場合などを除き、心配しなくても大丈夫です」