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17歳のシャムです。4年前から腎臓が悪く点滴のため通院しているのですが、このまま点滴に通い続けたほうがいいのでしょうか。
17歳のシャムです。4年前から腎臓が悪く点滴のため通院しているのですが、このまま点滴に通い続けたほうがいいのでしょうか。
17歳の高齢猫が4年間腎臓の治療を続けているという状況から、ご相談者様の愛猫は加齢による慢性腎不全ではないかと思われます。慢性腎不全を完全に治すことはできず、治療は症状を安定させて進行を遅らせるために行います。
慢性腎不全で問題になる症状は脱水症状と尿毒症です。腎不全になると、水を飲んでも体に水分を留めておくことができなくなり、たくさんの水分が尿として体外へ出ていってしまいます。その結果、徐々に脱水症状が進んでしまいます。
尿毒症は、腎臓の機能が低下し、毒素を十分に排泄することができなくなると出てくる症状です。吐き気や胃潰瘍、神経症状が出ることもあります。毒素を排泄するためには尿量を増やさなければなりません。
脱水の改善と尿量の増加のためには、猫が飲める以上の水分が必要となるために、点滴によって水分を補給しなくてはならなくなります。症状が安定しているように見えても、脱水と尿毒症は徐々に進行していきますので、愛猫にとっては定期的な点滴を受け続けることが望ましいです。
慢性腎不全で問題になる症状は脱水症状と尿毒症です。腎不全になると、水を飲んでも体に水分を留めておくことができなくなり、たくさんの水分が尿として体外へ出ていってしまいます。その結果、徐々に脱水症状が進んでしまいます。
尿毒症は、腎臓の機能が低下し、毒素を十分に排泄することができなくなると出てくる症状です。吐き気や胃潰瘍、神経症状が出ることもあります。毒素を排泄するためには尿量を増やさなければなりません。
脱水の改善と尿量の増加のためには、猫が飲める以上の水分が必要となるために、点滴によって水分を補給しなくてはならなくなります。症状が安定しているように見えても、脱水と尿毒症は徐々に進行していきますので、愛猫にとっては定期的な点滴を受け続けることが望ましいです。
シャム|♂|17歳2カ月
監修/ねこのきもち相談室 担当獣医師
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