猫が好き
UP DATE
カラスにつつかれていたところを保護された子猫。口元に怪我を負うも、1年後にはたくましく成長した姿を見せる

ロコくんは、カラスにつつかれていたところを保護された

結婚して3人のお子さんを出産し、育児に奮闘した日々を送っていた飼い主さんでしたが、「育児が一段落したら猫をお迎えしたいな」と、心境に変化が見られていたようです。
「親戚の知人から『野良猫を保護してもらえませんか』と、相談があったんです。送られてきた写真には、コバルトブルーの瞳がとても印象的で、真っ白でふわふわな子猫が写っていたのですが、『カラスにつつかれているところを見つけた』とのことで、口元は血で汚れいました」
でも、ご主人やお子さんと話し合って「責任をもってお世話をする」と覚悟を決め、相談から1時間後には「子猫を引き取ります」と返事をしたのでした。
先生に子猫の体調を診てもらうと、「口元が裂傷しているから、去勢手術のときに形成手術も必要だね」と言われたそう。「これからどうなるのだろう」と不安な気持ちを抱えながら、ご夫婦は子猫を連れて自宅へと戻ったのでした。
口元の傷が心配だったけれど、ロコくんは元気いっぱいに成長していった

心配だったロコくんの口元の傷は、次第に目立たなくなり、ミルクも上手に飲めるように。ご家族に見守られながら、ロコくんはみるみる大きくなっていきました。
動物病院の先生から「このコは大きくなるよ〜」と言われていたそうですが、先生の言葉通り、元気いっぱいに成長していくロコくんの姿を見て、ご家族はとても安心したそうです。
「本当に穏やかで甘えん坊です。子どもたちに無茶をされても爪を出さないし、噛むことなんてもっての外。おっとりした男のコに成長しています。実家に連れて行ったときには、実家にいる老犬と戯れていたりと、微笑ましい光景が見られますね」

「猫は運動神経が良いイメージがありましたが、ロコはおそらく鈍臭いほうで…キャットタワーなどでは、よく足を踏み外しています(笑) 窓辺でニャルソックをしているときに、野鳥に小馬鹿にされている姿なんかも度々見かけているのですが、そんなロコの姿も愛らしいですね」
ロコくんへの思いとは
出会いを振り返り、今どのようなことを思うのか——飼い主さんはこのように話してくれました。
「ロコにとって少しでもストレスフリーな環境を整え、健康的で安らげる生活を送れるように。これからも責任を持って、日々勉強していきたいと思っています。ロコが楽しい、嬉しい、幸せって顔をし続けられる、そんな家族でありたいです」
UP DATE