猫が好き
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保護猫カフェで2年過ごした元保護猫→警戒心バリバリから「お姉ちゃん好きの陽キャ」に成長
保護猫カフェ時代は「陸」という名前で、入所してから2年間、一度もエントリーがありませんでした。飼い主さんが迎えてからも人に対する警戒心が強く、はじめは苦労することが多かったそう。
ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、海空くんとの出会いや成長について、飼い主さんにお話を伺いました。
迎えるきっかけは先住猫・かん夏ちゃん
保護猫カフェを訪ね、そこで出会ったのが海空くんでした。当初は子猫を迎える予定でしたが、「人は苦手だけど猫とは仲良くできる」と聞き、かん夏ちゃんにぴったりだと感じてお迎えを決めたそうです。
強い警戒心から徐々に変化が
かん夏ちゃんからは威嚇されることもありましたが、先住猫の存在は海空くんにとって安心材料だったようで、最初から好きだったそうです。
一方で、人に対する警戒は長く続き、夜になるとひとりで鳴いていた時期も。飼い主さんは「本当にうちに来ることが海空にとっての幸せなのか」と、悩んだこともあったといいます。
「今では人が見えるところで眠ったり、自分からなでてほしいと膝に乗ってくるようになりました」とのことです。
海空くんはどんなコ?
遊び好きで、おもちゃを見せるとすぐ夢中に。ひとり遊びも得意で、猫じゃらしを引きずって走ったり、机の上の物を落としてサッカーを始めたりするそうです。
初めての動物病院では怯えて捕まえるのに1時間以上かかったけれど、外へ出ると恐怖より好奇心が勝り、景色を眺め続けていたこともあったとか。
飼い主さん:
「まったくなでられなかったころでも、おやつの棚を開けているときは逃げずに近くにいて待機していました。これは、今でも変わりません」
かん夏ちゃんとの関係は?
それでも海空くんは、諦めずにアタックし続ける粘り強さも。トライアルのころから続くかん夏ちゃんへのラブコールには、飼い主さんも「忍耐力に驚きました」と話します。
それでも、一緒にいることでかん夏ちゃんの分離不安も落ち着いてきており、「いい距離感になってきてはいるのかな?」と、飼い主さんも手応えを感じているようです。
「いつか猫団子になって眠っている姿を眺めるのが夢です」とも話してくれました。
健康で長生きしてほしい
「かん夏と仲良くなってくれれば嬉しいですが、そうでなくても可愛い息子なので、健康で長生きしてくれるよう願っています」と思いを語りました。
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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