猫が好き
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お迎え初日、ケージの隅で怯えていた保護子猫→5年後、飼い主夫婦の前では“別猫”のようになる甘えん坊に!
この写真は、お迎え当時に撮影した一枚です。
保護猫だったナナちゃんとの出会い
そんなある日、ある保護猫カフェのSNSで「5匹の子猫を保護&里親募集」という投稿を目にしたそう。そこに載っていた子猫のナナちゃんの写真に、強く惹かれたといいます。
「子猫たちは人馴れの練習のためにカフェ内で遊んでいて、ナナちゃんもきょうだい猫や先輩猫たちと一緒に元気に走り回っていました。
お店の猫たちはみんな人懐っこく、膝の上に乗ってくるコばかり。私たちは猫などの飼育経験がなかったため、お迎えするなら人に馴れている猫、もしくは子猫がいいと考えていました。
これもご縁かと思い、ナナちゃんを家族にしたいと希望したんです」
5才になったナナちゃん ビビりだけど飼い主さんの前では甘えん坊に
「私たちが朝起きたときや帰宅したときには、扉の前でニャーニャーと鳴いて待っていてくれます。
寒い季節になると、人のおなかの上に乗ってフミフミしたり、そこで寝転がってくれたりも。ただ、その時間帯が決まっていて、昼過ぎから夜9時ごろまでの間だけ。『なんでこの時間だけ?』と不思議に思いつつ、その時間帯を“スーパーフミフミタイム”と呼んでいます(笑)
家に誰か来たときとはまるで“別猫”のようなコなので、私たちには心を許してくれているんだなと感じます」
「ナナちゃんを引き取った直後は、きょうだい猫たちと急に離れてひとりになったせいか、ケージの中で三日三晩ずっと鳴き続けていました。初めての環境で不安だったのだと思います。
それから1年後、今の家に引っ越すことになり『またあのときのように不安で鳴き続けるかもしれない』と心配していました。けれど、ナナちゃんは最初こそ固まって動かずにいたものの、数時間後には部屋を探検し始め、その日のうちに食事も睡眠もいつもどおりに戻ったんです。
このときに、『ナナちゃんはちゃんと私たちの存在を安心材料にしてくれているんだ』と感じられて、とても嬉しかったです」
「大切な家族の一員」となったナナちゃんへ伝えたい思い
最後に、「大切な家族の一員」となったナナちゃんへ、飼い主さんはこんな思いを語っていました。
「ナナちゃんがいることで、なんでもない日常がとても楽しくて幸せです。これからもナナちゃんが安心してのんびり過ごせるよう、“ナナちゃんファースト”で暮らしていきたいです。
無理せず、気ままに、でも一緒にいる時間を大切にしていけたらいいなと思っています」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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