猫が好き
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外の世界で生きていた野良の子猫 3年後、家族の愛に包まれて“甘えん坊の末っ子猫”に!
慣れるまでケージで過ごしていたあずきくん。外の世界から家の中へと環境が大きく変わったうえに、先住猫4匹ともまだ打ち解けていなかったため、周囲を警戒していたといいます。
3年後、凛々しく成長した姿にほっこり
飼い主さんは成長したあずきくんについて、次のように話しています。
「あずきはオスの先住猫たちを“兄”のように慕って甘えることが多いので、おとなになった今も“我が家の愛すべき末っ子”という感じです」
野良の子猫・あずきくんとの出会い
母猫は手術対象でしたが、あずきくんはまだ幼く、対象外に。離乳後に母猫と離れ離れになってしまうことを心配した飼い主さんでしたが、近隣の住民が里親を申し出てくれたため、ひとまず保護することにしたそうです。
飼い主さんの家にはすでに4匹の先住猫がいたため迷いもあったものの、最終的にはあずきくんを「5匹目の家族」として受け入れる決意をしたといいます。
気まぐれで甘えん坊に みんなの弟になったあずきくん
仰向けになってお腹をなでさせてくれることもあるといい、「その気まぐれなギャップが猫らしくて魅力です」と飼い主さんは話します。
「長男猫のきなこは優しく、よくあずきの毛づくろいをしてくれます。次男猫のミィちゃんは『好きにしろ』と言わんばかりにあずきを放っておき、たまに毛づくろいしてくれる程度ですが、あずきはミィちゃんがとくにお気に入り。一日の大半をミィちゃんのそばで過ごしています。
姉猫たちはあまりかまってくれませんが、あずきはたまに甘えに行っている様子が見られます」
「母猫の分まで幸せに」 あずきくんへの思い
「あずきと母猫が離れることになってしまったことは、今でも胸が痛みます。それでも、実の兄弟姉妹として一緒に育った先住4匹が、今ではあずきも最初から本当の弟だったかのように馴染んでくれて、とても嬉しいです。
あずきには安心して眠れる日々を過ごしてほしいし、これからもおいしいゴハンを食べて、暑い日も寒い日も快適に暮らしてほしい。母猫の分まで愛情を注ぎ、安心して暮らせるようにしてあげたい。そんな気持ちで、日々あずきと向き合っています」
取材・文/雨宮カイ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年10月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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