親猫に育児放棄されてしまった子猫　過酷な状況を生き抜き、元気いっぱいの“暴れん坊”に成長！

元気いっぱいに成長している様子に、喜びを実感！

紹介するのは、X（旧Twitter）ユーザー@rode_no_nekoさんの愛猫・むすびくん（撮影時、生後1、2週齢）の成長エピソード。

むすびくんは、生まれてすぐに親猫に育児放棄されたコでした。こちらの写真は、保護主さんのもとにいた頃のむすびくんで、やっと目が開いた頃に撮った一枚だといいます。

まだ生まれたばかりの小さなむすびくん。現在1才になりましたが、どのようなコに成長したのでしょうか。

1年後には

1年後のむすびくんがこちら。あんなに小さかったむすびくんは、立派なおとなの猫に成長していました。

こちらの写真は、「暴れん坊将軍」のアクリルスタンドを買ったという飼い主さんの旦那さんが、「暴れん坊のむすびにぴったりだ！」と言って並べて撮ったものだそう。

“暴れん坊”というほど元気いっぱいな様子を見せているむすびくんですが、飼い主さんはそんなむすびくんの成長を嬉しく思うと話します。

飼い主さん：
「むすびにはほかにもきょうだいがいたのですが、保護当時は衰弱していてみんな亡くなってしまい、最後にむすびだけが残ったようです。『寂しさからきょうだいたちの後を追ってしまうのでは？』と、保護主さん家族はかなり心配していたそうです。

むすびはそのような厳しい状況から生き延びたと保護主さんから聞いていたので、暴れん坊と言われるくらい元気に育ってくれて本当によかったと思いました」

生後9カ月の頃にむすびくんと家族に

保護主さん家族の懸命なお世話により、命を繋いだむすびくん。飼い主さん家族は、生後9カ月の頃にむすびくんを家に迎えたそうですが、どのようなご縁があって迎えることになったのでしょうか。

飼い主さん：
「私の妹の知り合いがむすびの里親を探している、という話を聞いたことがきっかけです。ちょうどその頃、私たちは戸建てに引っ越したところでペットを飼いたいなと考えていたので、『これは運命かも!?』と思いむすびを迎えることに決めました」

いつも元気いっぱいで、甘えん坊な性格だというむすびくん。お迎え当初は、入らないでほしい部屋に侵入したり、なんでもかじったりと、むすびくんはかなりのやんちゃっぷりを発揮していたそう。

目が離せないことも多かったようですが、一緒に過ごすなかで成長が見られると飼い主さんは話します。

飼い主さん：
「お迎え当初と比べると、『少し落ち着きが出てきたかな？』と思います。我が家に来たときは、寝る間も惜しんで遊び回っているような落ち着きのないコで、心配になるくらいだったのですが、最近はくつろいでいる私の隣で一緒にくつろいだり、夫の膝の上で寝ていたりします」

毎日無邪気な姿を見せてくれるむすびくんのおかげで、幸せを感じると話す飼い主さん。むすびくんの成長を振り返りどのようなことを思うのか、いまの気持ちをこう話しています。

飼い主さん：
「何才になっても、幸せでいてくれたらいいなと思っています。それと、私自身猫と暮らすのはむすびが初めてで、毎日が勉強なので、むすびとともに成長していければと思っています」

飼い主さんの腕をドーンと踏みつけているのは、X（旧Twitter）ユーザー@rode_no_nekoさんの愛猫・しおちゃん（取材時1才）。撮影当時、床に寝転がっていたという飼い主さん。腕に「ぷにっ」とした感触があったといい、「なんだろう」と思って見てみたところ、しおちゃんが前足で飼い主さんの腕を踏んでじっとしていたのだとか！

飼い主さんの足にギュッとしがみついているのは、Twitterユーザー@rode_no_nekoさんの愛猫・むすびくん（取材当時、生後10カ月）。とある日、飼い主さんが仕事に行こうとすると、むすびくんは飼い主さんのことを必死に引き止めてきたのだそう。見たら思わず仕事を休みたくなってしまう、むすびくんの必死な姿をご覧ください。

写真提供・取材協力／@rode_no_nekoさん／X（旧Twitter）
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取材・文／雨宮カイ