「なんか、かわいい」1年半前の雨上がりに保護した子猫 → 流し台をのぞく背中にジワジワくる

ふだんから見慣れている愛猫の後ろ姿。

X（旧Twitter）ユーザーの＠maron624KUfukuさんは、くぅちゃん（取材当時5才）、福ちゃん（取材当時4才）、うたくん（取材当時1才）の3匹の猫の飼い主さん。そのなかのうたくんが流し台をのぞき込む姿を上から見て、「なんか、かわいい」と感じたといます。

飼い主さん：
「モフモフのかたまりみたいで、かわいかったです。
ジワジワくるうたくんの背中を見たときは、もう「かわいい」の一言で……。とにかく、触りたいけれど動いちゃうといけないので、ずっと眺めていました。顔を埋めてモフモフしたかったです」

飼い主さんがSNSにこの写真を投稿すると、フォロワーからも「モフりたいにゃー」「間違いなくかわいいです」「なんかジワジワきますよね」という反応が。かわいいうたくんの背中にキュンとなる人が続出しました。

屋外でうずくまっていた、うたくんとの出会い

うたくんは元保護猫。迎え入れの経緯を飼い主さんにお聞きしました。

飼い主さん：
「うたくんは暑い夏の日の雨上がりに、踏切のそばでズブぬれになってうずくまっていました。弱っていたみたいです。『このままでは死んじゃう！』と思い、すぐに家へ連れて帰りました。家には2匹も猫がいるのに、そのときは何も考えず助けるのに必死だったのを覚えています」

家に連れて帰った当初のうたくんの様子はというと……

飼い主さん：
「家に来た当初のうたくんは、ビクビクしていました。くぅや福には会わせず隔離して、ぬれた体を拭いて暖かくしてあげました。そしてゴハンを食べさせたら少しだけ元気になったようで、声が出せるようになりました」

先住猫たちがうたくんを育ててくれた

うたくん、くぅちゃん、福ちゃん — 横並びになるうたくん（写真左）、くぅちゃん（写真中央）、福ちゃん（写真右）

こうして飼い主さんの家のコになったうたくんが、家に慣れるのには、それほど時間がかからなかったといいます。

飼い主さん：
「うたくんが『家に慣れた』と感じたのは、1週間ほどたった頃ですかね。ケージの中でおもちゃを使って遊ぶようになりました。2週間ほど隔離してからお姉ちゃんたち（くぅちゃんと福ちゃん）に会わせました。くぅが福を育ててくれた経緯があったので、あとはくぅにお任せしました。
トイレやグルーミング、高い場所への登り方などもくぅが全部教えてあげていました」