猫が好き
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保護猫きょうだいとの出会いから成長まで、3年間の愛あふれる軌跡を飼い主さんに聞いてみた
ひでくんとまゆちゃんは保護された当時、生後4週間ほどの小さな命でした。現在、2匹は、3才5カ月(取材時)に。立派な成猫になりました。ひでくんとまゆちゃんの成長は、その生命力そのものはもちろん、飼い主さんの愛情と努力の証とも言えるでしょう。
2024年4月29日、ひでくんとまゆちゃんは“うちのコ記念日”を迎えました。飼い主さんは、2匹との出会いについてこう振り返っています。
「3年前のこの日は、ひどい雨が降っていました。そんな中、激しい雨に負けず、鳴き続けて保護された4匹の子猫たち。そのうちの2匹を迎えようと決めるまでに1時間もかかりませんでした。そして翌日、ひでとまゆは保護してくれた友人の車で我が家へやって来たのです」
こうして、“きょうだい”一緒に飼い主さんのおうちへやって来たひでくんとまゆちゃん。この3年、どのような日々を過ごしてきたのでしょうか? 詳しいお話を伺いました。
ひでくんとまゆちゃんをお迎えして変わったこととは?
飼い主さん:
「2匹、一緒にお迎えすることを決めたのは、フルタイムの仕事をしていたため、1匹だけをお迎えすると寂しい思いをさせるのではないかと考えたためです。そうして、まゆとひでが一緒に我が家へ。それから、私たちは家族となって、かけがえのない日々を過ごすことになりました」
まゆちゃんとひでくんを迎え入れた飼い主さんは、休暇中、2匹のために猫用のさまざまな品を買いそろえ、トイレのしつけに追われました。その中でも、特に大変だったことがあるといいます。
飼い主さん:
「子猫のためのミルク作りや離乳食、トイレのお世話をするのは初めてでした。友人やインターネットの情報などの助けを得ながら奮闘。忙しない日々でしたが、2匹がくっついて眠る姿や、やんちゃに走り回る様子を目にすると癒やされ、充実感を味わいました」
お迎え当初、体重わずか400グラムほどだったまゆちゃんとひでくん。今、2匹は体重7キロ前後になり、立派に成長しました。
飼い主さん:
「体が大きくなってからは、カーテンやエアコンの上に登ることもなくなりました。また、私自身も猫たちにとって危険だと思われるものは片付けるように。2匹の成長とともに、家の中は“猫仕様”になっていきました。ひでまゆのために生活の一部が変わったのです」
ひでくんとまゆちゃんに支えられる日々。今、伝えたい言葉は?
飼い主さん:
「ひでは、典型的な甘えん坊で、いつもべったりとくっ付いてきます。名前を呼ぶと駆け寄ってくる様子をは、ワンちゃんのようです。一方、まゆはクールで、自分の時間を大切にするタイプ。でも、私が体調を崩すと背中にぴったりとくっ付いて寄り添ってくれるのです。“お母さん”のような優しさをみせてくれます」
ひでくんとまゆちゃんがそばにいてくれることに心から感謝しているという飼い主さん。また、キャットタワーやケージなどをプレゼントされるなど、猫との暮らしを多くの友人が見守ってくれていることにも感謝の気持ちでいっぱいだといいます。
飼い主さん:
「人生の中で最も幸せな今を過ごせているのは、2匹がいてくれるからこそ。どんなに悩むことがあっても、そばにいてくれることで心が救われることがたくさんあります。ひでとまゆには、『あなたたちがいるから、私は元気でいられる。うちのコになってくれてありがとう。大好きだよ』と伝えたいです」
写真提供・取材協力/@hidemayubabyさん/X(旧Twitter)
取材・文/佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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