ブレた写真におさらば!カワイイ表情や動きを逃さずに撮るには
スマホの普及によって、愛猫の写真を撮るときには、カメラよりもスマホを使う方が増えてきています。画質のきれいな写真が手軽に撮れることや、コンパクトサイズで猫に警戒心を抱かせることなく撮影できることなど、スマホ撮影にはメリットがたくさん。
しかし、写真全体がぼやけてしまったり、イメージ通りの一枚が撮れなかったりと、悩みの尽きない飼い主さんも多いようです。そこで今回は「Instagram」で人気を集める『猫撮り上手さん』たちが実践している、スマホで雰囲気良く素敵な猫写真を撮るコツをご紹介します。
一瞬の表情を撮影するコツ~顔にピントを合わせてスタンバイ~
キュートなお顔や変顔など、愛猫の一瞬のいい表情を撮ろうとしたとき、写真全体がボケたりブレたりしてしまうことがありませんか?そんなときには、先に猫の顔にピントを合わせておくのがポイントです。
ピントがしっかりと合った状態でスタンバイしておけば、愛猫がお目当ての表情をした瞬間にサッとシャッターを押してもブレる心配はありません。狙った通りの表情で綺麗な写真が撮れるでしょう。
ジャンプしている写真がブレるときは~動いた瞬間から連写して~
愛猫がジャンプした瞬間を撮影するとき、素早い動きをとらえきれずに写真がブレてしまった経験のある方も多いはず。動きのある写真を撮影する秘訣は、奇跡の1枚を狙うよりも、たくさん撮った写真からベストショットを選ぶこと。
あらかじめ猫にピントを合わせておき、猫が動いた瞬間から連写を開始してみてください。連写する方法は、シャッターの長押しや連写機能の設定など、スマホの仕様によっても異なりますので、撮影前に確認しておくことが大切です。
写真が暗くなりがち・・・。光を味方につけるコツは?
写真全体が暗くなってしまう~晴れた日の昼間が撮影チャンス~
愛猫を撮影するときは、光量の多い晴れた日の日中を狙うのがよいでしょう。カーテンを開けて部屋を自然光で満たしてから撮影すれば、写真全体の暗さを防ぐのはもちろん、猫の毛の質感まで明るく美しく写すことができます。
そのほかにも白いものを猫のまわりに設置すると、より明るくふわっとした印象の写真が撮れますよ。ぜひ試してみてください。
逆光で猫の顔が暗くなる~明るくしたい箇所を指でポンと触れて~
ひなたぼっこなどで窓際にいる猫を撮影しようとすると、逆光で顔が暗く写ってしまうことがあります。そんなときは画面上の一番明るくしたいところを、指でポンと触れるのがおすすめ。カメラが自動で光の調整を行い、猫の表情まではっきりと撮影できるようになります。
暗いところで愛猫の目が光る~フラッシュ機能をオフにして撮影~
暗いところで愛猫を撮影すると自動的にフラッシュが作動して、猫の目に光が写り込んでしまいます。もし光の当たりにくい場所で撮影する場合は、フラッシュ機能の設定をオフにすることを忘れないようにしましょう。フラッシュの光が猫の目に反射せず、黒目がちでかわいらしい写真が撮れますよ。
あとからでも簡単!厳選写真加工法
撮影した写真を見返しているときには「あー失敗した!」と思う写真であっても、加工機能を使うことで、素敵な写真に生まれ変わることもあります。ここではほとんどのスマホに搭載している写真の加工方法を、4つご紹介します。(操作方法はスマホの機種によって異なります)
暗い写真にピッタリ~明るさ調整機能~
写真の明るさを調整するのは、撮影したあとからでも十分可能です。暗い場所や逆光の場所で撮影した写真を明るくする、逆に光が当たりすぎて明るくなってしまった写真を暗くするなど、ある程度は調整することができます。
余分な箇所をカット~トリミング機能~
見せたくない部分や余分な部分をカットしたいときに便利なのが、トリミング機能です。不要な部分をトリミングすることによって、被写体がアップになり、見せたい部分が強調された写真が完成します。
斜めになってしまった写真を修整~角度調整機能~
撮影したときに少し斜めになってしまった写真も、角度調整機能を使えば水平に直すことができます。多くの機種では90度刻みの調整だけでなく細かい角度の変更もできますので、一度挑戦してみてはいかが?
撮影した写真をよりオシャレに~フィルター機能~
「こんな写真にしたい!」というイメージがあるときに活躍するのが、写真のテイストをワンステップで変えられるフィルター機能です。フィルター機能は何種類かありますので、気分や好みによって選ぶのがよいでしょう。
雰囲気良く愛猫の写真を撮るために
動きのある写真やキュートな表情を撮影するコツ、光のかしこい使い方や撮影後に写真を加工する方法を紹介してきました。画質のきれいな写真が手軽に撮れたり、猫に警戒心を抱かせることなく接近できたりと、人にも猫にもいいことがあるスマホカメラ。上手に活用して、ぜひ素敵なベストショットを撮影してみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」16年12月号『インスタグラムの猫撮り上手さんがレクチャー スマホで愛猫を雰囲気よく撮ろう』(監修:
nekomashigura69さん、
pochi_malさん、
yoko_1011さん、
naomiunoさん)
文/子狸ぼん
※写真は、インスタグラム猫撮り上手さんのポイントを参考に、スマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものから、ライターが選んだものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。