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「生きるか死ぬか五分五分」で保護された生後2週齢の子猫→1才の現在、飼い主を明るいほうへと導く存在に
コユビちゃんは、飼い主さんが保護したコでした。ある日、飼い主さんが家にいると外から小さな声が聞こえてきたのだそう。声が聞こえる場所を探しに行くと、そこには体が冷たくぐったりとしたコユビちゃんの姿があったといいます。
大変ながらも日々成長していく
しかし、ミルクをおいしそうに飲む姿や、初めてひとりでトイレができたとき、ペットフェンスを越えたときなど、飼い主さんは日々コユビちゃんが成長していく過程を目にします。
「最初の頃は寒さや怖さで震えながら眠っていたのが、あるとき私のお腹の上に来て初めて安心した表情で眠りについたことがありました。『そういう顔もできるようになったんだな』と嬉しくて、ちょっと泣きました」
コユビちゃんはヤンチャでツンデレなコ
また、普段はベタベタと甘えてくることはないものの、動物病院に行ったあとは飼い主さんのそばを離れなかったり、ごはんを食べたいときは甘えてくるなど、ツンデレな一面もあるようです。
【その後に迫る】コユビちゃんは1才に! どんなコに成長した?
「貴重な子猫である時間を一緒に過ごさせてもらえて、コユビと一緒に成長できる喜びに感謝しています」と話す飼い主さんですが、現在のコユビちゃんはどのようなコに成長したのでしょうか。
飼い主さんに再度お話を聞きました(2024年8月に取材)。
「現在、コユビを連れて実家に引っ越してきました。実家には先住猫・えるくん、こはるちゃんがいるのですが、関係性の進展からもコユビの成長を感じることが多いです」
「最初の頃のコユビは、シャーシャー言われながらも遊びたい気持ちが強く、お構いなしに先住猫たちを追いかけて飛びついたりしていました。
でも、少しずつ距離の取り方を覚えたり、『今はまずいかも』みたいな空気が読めるようになって。今ではこはるちゃんと大の仲良しで、いっつもくっついてます(笑)」
コユビちゃんから「信頼してもらえている」と感じた出来事が
「昨年の冬、コユビが私の布団で一緒に寝るようになりました。人と同じように布団から顔だけ出して、隣に来て腕の中で寝るんです。腕枕を強要され、ちゃんと体重をかけてくるので腕が痺れたことも(笑)
そんなコユビを見て『心から信頼してくれてるんだな』と、とても嬉しかったです」
コユビちゃんは「明るいほうへと導いてくれる存在」
「コユビは、明るいほうへと導いてくれる存在です。コユビと出会ってから、生活のすべてが変わりました。成長するきっかけ、変わるきっかけ、コユビのおかげで全部よい方向に進んでいます。
これからもコユビと一緒に、明るいほうへと追いかけっこしていきたいと思います」
取材・文・構成/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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