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列車に猫カフェが!?子猫の保護を目的にした地域の活動とは

養老鉄道は、岐阜県の小さな田舎町を走るローカル線。そのローカル線の存続プロジェクトとして「猫カフェ列車」が運行されました。猫カフェ列車は、ローカル線存続と同時に子猫の保護と殺処分ゼロを目的としたイベント。一日限りで開かれた「猫カフェ列車」についてご紹介します。

養老鉄道とはどんな列車?

@kam41198883
岐阜県揖斐川町〜三重県桑名市まで全長57.5キロを走る養老鉄道は、小さな田舎まちの市民生活を支えるローカル鉄道です。地元の方々や学生が、通勤や通学に利用している日々の生活に欠かせない鉄道ですが、この鉄道は今、存続の危機にあります。現在の年間利用客数は、最高時の半分ほどである600万人に減少し、毎年10億円もの赤字が発生しているのです。
この状況を乗り越えるため、養老鉄道では存続プロジェクトとしてさまざまなイベントを開催しています。そのイベントのうち、1日限りで行われたのが「猫カフェ列車」です。

「猫カフェ列車プロジェクト」とは?

@kam41198883
殺処分予定だった子猫20匹を保護し、列車の中で触れ合うことのできるイベント「猫カフェ列車」が、2017年9月10日に運行しました。1日2回限定のイベントで先着各40名。約20匹の子猫と触れ合えるこの列車のチケットは一人3,000円でしたが、発売と同時に売り切れるほどの大人気。参加代金の一部は、殺処分ゼロを目標にしている保護猫活動団体に寄付されました。
近年保護猫がいる猫カフェが増えつつありますが、列車の中で猫カフェを開いたのは全国でも初めてとのことです。

運良くイベントに参加できた人は?

@ri008_s2k
猫カフェ列車に乗車できた人たちは、養老鉄道が走るのどかな景色を楽しみながら可愛い20匹の子猫と戯れ、癒やしの空間を楽しむことができたようです。アップされている写真では、人懐こく撫でられる姿や、膝の上で気持ちよさそうにしている子猫の姿が見られました。
殺処分を目前にした子猫たちですが、こうしたイベントでたくさんの出会いがあれば、殺処分ゼロへの実現につながるきっかけになるのではないでしょうか。
子猫の保護活動と地域の活性化が結びついた、養老鉄道の活動。今回の猫カフェ列車のイベントは1日限りでしたが、今後このような活動が増えたら、地域を元気にし、猫たちも暮らしやすい優しい街づくりへとつながるつながるかもしれませんね。
参照/Instagram
文/tu-ca
★Instagram、Twitterで「#いぬのきもち#ねこのきもち」でご投稿いただいた素敵な写真・動画を紹介しています。
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