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なにを伝えたいのかな?猫の気持ちはしっぽの動きでわかる!
ピンと立ったり、ボワッとふくらんだり、猫のしっぽは変幻自在。ユラユラ揺れる愛猫のしっぽをながめているだけで、不思議と癒やされますよね。実はしっぽの動きは、猫の気持ちの表れ。愛猫とのコミュニケーションに役立つしっぽのヒミツをご紹介します。
しっぽは何のためにある?
そもそも猫たちのしっぽは、何のためにあるのでしょう。猫の生活において、しっぽはとても機能的な役割を果たしています。
1. バランスをとるため
猫は高いところへ登ったり、狭いところを歩いたりするのが得意。このとき、しっぽを揺らしてバランスをとっています。これは、人が足元の不安定な場所で無意識に腕を広げるのと同じ働きです。
2. コミュニケーションのため
猫のしっぽに気持ちが表れるのは、人に対してだけではなく、猫同士でも同じ。自分の気持ちを知らせたり、相手の気持ちを知ったりするためにしっぽを使います。
3. 保温のため
ちょっと意外ですが、しっぽは保温にも役立ちます。寒い季節は、自分が吐いた温かい息を逃さないように、しっぽで鼻と口をふさぐことがあります。
いまどんな気持ち?しっぽでわかる猫のこと
猫のしっぽは、どんな気持ちのときに、どういう動きをするのでしょう?
まっすぐピン!と立っているとき
「ここにいるよ!」「かまってほしいな~」というサインです。しっぽを立てて愛猫が近づいてくるときは、飼い主さんにゴキゲンな様子をアピールしたいときですよ♪
低い位置でブンブン動くとき
低い位置で左右にブンブンしっぽが動くのは、緊張・興奮しているか、イライラしているとき。なにかを捕まえようと、狙っているときの動きでもあります。
ゆったりユラユラ揺れるとき
ユ~ラユ~ラと揺れているときは、とてもリラックスしている状態です。いい気持ちで過ごしていることを飼い主さんにアピールしたいとき、よくしっぽを揺らすようです。
ボワッ!とふくらむとき
怖いとき、驚いたときは、反射的に毛が逆立ちます。これは、毛根の周囲にある筋肉が緊張によって収縮している状態。相手に自分を大きく見せる効果がある、とも言われています。
先だけパタパタ動くとき
伏せているときによく見られる「はいはい、聞こえてますよ」という返事の代わりのサインです。「ちょっと気になるけど、今は動きたくないな~」という気持ちの表れでもあります。
低く下げる/お腹の下に入れるとき
しっぽを低く下げたり、お腹の下に入れたりするのは、怖がっているとき。逃げたい、自分の気配を消したいという気持ちの表れで、後ろ足を曲げて姿勢を低くしていることが多いです。
愛猫とのコミュニケーションに役立てて♡
猫のしっぽと気持ちの関係についてご紹介しました。かまってほしいとき、ゴキゲンなとき、ちょっとイライラしているとき。猫たちは無意識にしっぽで自分の気持ちを表しているんですね。しっぽからのサインを覚えておけば、いまどんな気持ちなのか、なにを伝えたがっているのかがわかります。ぜひ愛猫とのコミュニケーションに役立ててくださいね♪
参考/「ねこのきもち」2018年7月号『いつまでも眺めていたいな 癒しっぽ』(監修:哺乳動物学者 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
文/momo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/momo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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