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生まれたての子猫は体温調節が必須! V系バンドマンが実践した方法とは…
【第5回】V系バンドマンとやんちゃネコの育"子猫"奮闘記

生後間もない子猫・虎徹くんを保護し、授乳、排泄サポートと、子猫のお世話に奮闘するヴィジュアル系ロックバンドのドラマー・煉(れん)さん。

虎徹くんに日々の授乳や排泄のサポートをしながら、自身のバンド活動もしっかりこなして……いまはちょうど大変な時期で踏ん張りどころ。
今回は、生まれたばかりの子猫のお世話でもうひとつ重要な「体温調節の方法」について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!
【解説1】 生まれたばかりの子猫には体温調節が必須! ポイントは…

子猫は自分で動けるようになるまで自分で体温調節ができないので、飼い主さんがしてあげる必要があります。
母猫と一緒に過ごしている場合、生後1週齢くらいまで母猫の体にくっついて体温を調節します。
ペットヒーターや湯たんぽなどを寝床に用意し、母猫の体温に近い温度に
飼い主さんが体温調節をしてあげる場合は、室温を24〜25℃に保持しましょう。
子猫の寝床には、ペットヒーターやタオルで巻いた湯たんぽ、お湯を入れたペットボトルなどを用意し、母猫の体温に近い30〜35℃に調整してあげてください。
ペットヒーターなどを使用する際はやけどに注意!
ペットヒーターや湯たんぽを使用する場合、子猫に直接触れてしまうと低温やけどになる可能性があります。
また、冷えたペットボトルをそのままにしておくと、寝床が冷えて体温が下がってしまう恐れも。事故が起こらないよう充分に注意してくださいね。
子猫の体温調節に注意したい時期
子猫が自由に動けるようになる1カ月〜1カ月半齢までは、体温調節に注意が必要です。
自由に動けるようになると、暑さを感じたら保温器から遠ざかったり、寒いときは保温器の近くで丸まったりといった様子を見せるようになります。
その都度、子猫の様子に合わせて環境の温度を調節してあげましょう。
【解説2】子猫の健康管理で体調不良のサインに気づこう!

子猫を育てはじめたら、定期的に体重測定をしてみるといいでしょう。できれば1日2回、朝晩時間を決めて測ってください。
また、ミルクを飲んだ量を記録することも大切に。体重の増加やミルクを飲んだ量は、子猫の健康状態を知る目安になります。
前の日よりも体重が減ったり、ミルクを飲む量が少なくなったりするのは、体調不良のサイン! 早めに動物病院を受診し、先生に相談しましょう。
次回、虎徹くんがかわいい行動を連発!?

連載の第2〜5回までは、生まれたての子猫に必要なお世話の方法について見てきました。次回は、子猫に見られる特徴的な姿について紹介します。

虎徹くんもついに、煉さんに「あの行動」を見せ始めて……♡ どんどんふたりの絆が深まってきたかも!?
次回もお楽しみに♪

著者プロフィール
柴田亜美
長崎県出身。漫画家として活動しながら「美容家」「プロレスマニア」としての一面も持つ。保護犬の預かりボランティア活動も行う。主な著書に『自由人HERO』『南国少年パプワくん』『ドキばぐ』など。
柴田亜美公式サイト「かげろうの墓」⇒ http://papuwa.com/
煉&虎徹
秋田県出身。ヴィジュアル系ロックバンドのドラマーで、元「THE BLACK SWAN」煉、
現在は「DADAROMA」諒平の名で活躍中。2015年8月に庭で生後間もない子猫を保護し、
虎徹と命名して育猫生活をスタート。TV番組に虎徹と煉パパとして出演し話題に。
「THE BLACK SWAN」「れんコテ」「煉と虎徹」に関するものは煉名義にて情報発信中。
煉公式ツイッター⇒ https://twitter.com/TBS_LenOfficial
監修/ねこのきもち獣医師相談室
文/Honoka
©柴田亜美・煉&虎徹/ホーム社
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