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猫の毛柄と性格には関係がある!? 781匹の猫を大調査した結果わかったこと
ひとくくりに猫といっても、その種類や性格は千差万別。甘えたさんだったり、独立心が強かったり、好奇心旺盛だったり……。そんな猫について、「毛柄と性格には関係がある」と耳にしたことはありませんか? 本当に関係があるのかどうか、実際に781匹の猫を大調査しました!
781匹の猫を大調査
ねこのきもちでは、「ねこのきもち」の読者の皆さん(愛猫781匹)にアンケート調査を実施し、毛柄と性格に関するデータを集めました。
アンケート結果をもとに、毛柄ごとの総匹数に対する性格の割合を算出して、ランキング形式で性格をまとめたのちに見えてきた特徴的なポイントを紹介します。
性格は「穏やか・慎重・怖がり・友好的・警戒心が強い・マイペース・注意深い・甘えん坊・好奇心旺盛・繊細・活発・野性的・おとなしい・気まぐれ・人懐っこい」の15項目のうち、3つまでを選んでもらっています。それでは、実際の結果を見ていきましょう!
アンケート結果をもとに、毛柄ごとの総匹数に対する性格の割合を算出して、ランキング形式で性格をまとめたのちに見えてきた特徴的なポイントを紹介します。
性格は「穏やか・慎重・怖がり・友好的・警戒心が強い・マイペース・注意深い・甘えん坊・好奇心旺盛・繊細・活発・野性的・おとなしい・気まぐれ・人懐っこい」の15項目のうち、3つまでを選んでもらっています。それでは、実際の結果を見ていきましょう!
キジトラの性格は?
アンケートの結果によると、「慎重」「警戒心が強い」という傾向があるようです。
キジトラは、茶色に黒のしま模様が入った毛柄の猫で、毛柄がリビアヤマネコなどの野生のヤマネコと似ていますが、実はそれらのヤマネコと遺伝子構造が似ているのだとか。そのため、ワイルドな気質を継いでいるのかもしれません。
例えば、新しい物を入念に調べたり、獲物(おもちゃ)をよく攻撃していたりしたら、キジトラのワイルドな性格が表れているのかもしれませんね。
キジトラは、茶色に黒のしま模様が入った毛柄の猫で、毛柄がリビアヤマネコなどの野生のヤマネコと似ていますが、実はそれらのヤマネコと遺伝子構造が似ているのだとか。そのため、ワイルドな気質を継いでいるのかもしれません。
例えば、新しい物を入念に調べたり、獲物(おもちゃ)をよく攻撃していたりしたら、キジトラのワイルドな性格が表れているのかもしれませんね。
茶トラの性格は?
「友好的」「繊細ではない」という回答が多かったのが茶トラです。
茶トラはオレンジ色のベースに、濃いオレンジ色のしま模様が特徴的の猫。実は、茶トラは遺伝的にオスが多く生まれるといわれています。メスにアピールしたり、ライバルとメスを取り合ったりする必要があるオスは、積極的で大胆な性格になる傾向があります。そのため、オスが多い茶トラは「友好的」なアンケート結果が他の種類の猫よりも多くあったのでしょう。来客にも臆せず近づいていくなど、物怖じしない性格であることが多いようです。
茶トラはオレンジ色のベースに、濃いオレンジ色のしま模様が特徴的の猫。実は、茶トラは遺伝的にオスが多く生まれるといわれています。メスにアピールしたり、ライバルとメスを取り合ったりする必要があるオスは、積極的で大胆な性格になる傾向があります。そのため、オスが多い茶トラは「友好的」なアンケート結果が他の種類の猫よりも多くあったのでしょう。来客にも臆せず近づいていくなど、物怖じしない性格であることが多いようです。
三毛猫の性格は?
三毛猫は、「おとなしい」「警戒心が強い」性格であることが多いようです。
黒・オレンジ・白の三色が出る毛柄は、遺伝的にほぼメスしか生まれません。メスの特徴でもある、子育てを行う際に活動範囲がオスよりも狭くなることが、オスよりもおとなしい性格として表れているのでしょう。
警戒心の強さは、子猫を守るための母性本能からくる性格だと考えられます。ちなみに、オスが多い茶トラと比べると、「おとなしい」「警戒心が強い」の割合が約3倍も高い結果となりました。
黒・オレンジ・白の三色が出る毛柄は、遺伝的にほぼメスしか生まれません。メスの特徴でもある、子育てを行う際に活動範囲がオスよりも狭くなることが、オスよりもおとなしい性格として表れているのでしょう。
警戒心の強さは、子猫を守るための母性本能からくる性格だと考えられます。ちなみに、オスが多い茶トラと比べると、「おとなしい」「警戒心が強い」の割合が約3倍も高い結果となりました。
白色が混ざると甘えん坊になる!?
アンケート結果で「甘えん坊」と出た猫のほとんどに、白い毛が交じっていました! キジトラや茶トラも、白色の毛が出ていると、それぞれの猫の性格をベースに「甘えん坊」の割合が増える結果が得られたのです。
実は、白い毛が交じった猫が確認されたのは中世になってから。野生時代の猫の毛柄は、自然に紛れるために柄ありか、単色でも暗い色の毛柄が主でした。つまり、白色は自然界をあまり知らない家猫ならではの毛柄ともいえます。白い毛が交じった猫に甘えん坊が多いのは、そのためと考えることができそうです。
実は、白い毛が交じった猫が確認されたのは中世になってから。野生時代の猫の毛柄は、自然に紛れるために柄ありか、単色でも暗い色の毛柄が主でした。つまり、白色は自然界をあまり知らない家猫ならではの毛柄ともいえます。白い毛が交じった猫に甘えん坊が多いのは、そのためと考えることができそうです。
毛柄と性格の関係はいかがでしたか?
あなたの愛猫も同じ傾向があるでしょうか?
アンケート結果をみると、猫の毛柄と性格には何やら関係がありそうです。ただ、傾向はありますが個体差があり、毛柄関係なく、猫によって性格が異なりますので、あくまでも参考にされてみてください。
あなたの愛猫も同じ傾向があるでしょうか?
アンケート結果をみると、猫の毛柄と性格には何やら関係がありそうです。ただ、傾向はありますが個体差があり、毛柄関係なく、猫によって性格が異なりますので、あくまでも参考にされてみてください。
参考/「ねこのきもち」2017年11月号『読者の愛猫781匹から見えてきた!毛柄×性格相関データFile』(監修:猫専門病院「Tokyo Cat Specialists」 国際猫学会ISFM所属 山本宗伸先生)
文/mano
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/mano
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