猫や犬などの動物と一緒に暮らしている人は、「自分にもしものことがあったら…」と考えたことがありますか?
突然の事故や災害に巻き込まれたりなど、自分の身になにかが起こったときに、残された大切な家族はどうなってしまうのか。考えたくないことではありますが、いつ自分の身に降りかかるかわからない想定外の出来事のことも、飼い主としては考えておかなくてはなりません。
イラストレーターのオキエイコさんが作成したスマートフォンの待受画像「もしもの時のヘルプサイン」
@oki_soroe
イラストレーターのオキエイコさんは、そんな「もしも」のときのために、自分が飼っているペットの存在を誰かに気づいてもらうための手段として、スマートフォンの待受画像
「もしもの時のヘルプサイン」を作成したのだそうです。
猫を飼っているひとり暮らしの友人の言葉を聞いて
「自分にもしものことがあった時、家の猫に周囲の誰も気がつかずに放置死させてしまうと思うと恐ろしい」
これは、オキさんの友人の言葉だそう。猫を飼っているけれどひとり暮らしなため、もしも自分が事故や災害などに巻き込まれてしまったときに、愛猫の存在に誰も気づかず、そのまま死なせてしまうのではないか…と不安に思っているのだといいます。
これはきっと、動物を飼っている多くの人が共感できることでしょう。友人の言葉を聞いたオキさんは、「私にできることがあれば形にしたい」と、スマホのロック画面用にヘルプサインの待ち受け画像を作ってみることにしたのだとか。
ロック画面の待受だから、緊急時にも見てもらえる!
緊急時には、周りの人がスマートフォンを見てくれることもあるはず。ロック画面の待受であれば、パスワードを入力しなくても見ることができますよね。
可愛い猫のイラストとともに、オキさんはこの言葉を添えました。
「おうちに大切な家族がいます。私になにかあったら気にかけてもらえると幸いです」
「I only have this person (私にはこの人しかいません)」
このメッセージを誰かが見てくれたら、大切な家族を助けてもらえるかもしれません。オキさんの友人は、この待受画面の画像を見て、とても喜んでくれたといいます。
オキさんのnoteで無料ダウンロードができる!
オキさんの友人のように、「もしも」のときにどうしたらいいか悩んでいる飼い主さんも多いはずです。そこでオキさんは、この待受画像を誰でもダウンロードできるように、noteで無料配布をしています。
猫のほかにも、犬やウサギなどの動物のバリエーションも!
オキさんは自身のnoteで、次のように思いを綴っています。
猫や犬などの大切な家族と暮らしている人は、ぜひオキさんのnoteを覗いてみてくださいね。このヘルプサインの存在が、あなたの家族を守ってくれるかもしれません。
また、日頃から「もしも」のときのことを家族や知人と話す機会をつくってみることも大切です。ぜひ対策をしてみてくださいね!
参照/Twitter(
@oki_soroe)
文/柴田おまめ