ふとしたときに、愛猫の視線を感じることってありますよね。猫同士の世界では相手を警戒しているときにしか目を合わせないとされているそうですが、飼い主さんをジーっと見つめるとき、猫はどんな感情を持っているのでしょうか。熱い視線の理由にせまります!
1. 目を輝かせてジーッと見つめるときは?
愛猫が目をキラキラと輝かせて見つめてくるのは、飼い主さんに何かいいことを期待しているとき。猫はワクワクしたとき、目をしっかりと見開きます。そんなとき猫の黒目部分(瞳孔)は大きくなり、光を集めて輝くのです。
つまり愛猫のキラキラした瞳に隠れているのは、「一緒に遊んでくれるかも!」「おいしいフードをくれないかな?」などといった、飼い主さんへの熱い期待感だといえるでしょう。
2. 遠くからジーッと見つめるときは?
愛猫が遠くから見つめてくるのは、飼い主さんに甘えてもいいタイミングを待っているとき。何か用事や仕事などで忙しそうにしている飼い主さんに遠慮して、「いつだったら甘えてもいいのかな?」「落ち着いたらアプローチしてみよう!」などと考えつつ、甘えどきを見計らっているのでしょう。
ただし、もともと遠慮がちで控えめな猫は、飼い主さんを見つめるだけで満足している場合もあるのだとか。大好きな飼い主さんを、ただそっと見守っているつもりなのかもしれませんね。
3. 目を細めてジーッと見つめるときは?
愛猫が目を細めて見つめてくるのは、飼い主さんを見て幸せな気分になっているとき。猫はまどろむとき、うっとりとした顔で目を細めます。その顔を飼い主さんに向けるのは、「大好きだよ」という意思表示。つまり、絆の深い相手にしか見せないしぐさだといえるでしょう。
愛猫からのアイコンタクトを見逃さないで!
このように飼い主さんをジーッと見つめる瞳で、そっとメッセージを伝えている猫。いずれも、飼い主さんへの「大好きだよ」という意思表示が隠されているのだと思うと、愛しくて胸がキュンとしてきますね♡
忙しい飼い主さんも多いと思いますが、愛猫からのアイコンタクトをできるだけ見逃さず、ぜひやさしく応えてあげてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2018年6月号『毎日は猫からのnyamoreに溢れてる!』(監修:獣医師 獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー 藤井仁美先生先生)
文/朱音
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。