ルーティンとは、決まった手順や所作を繰り返すこと。飼い猫がどのような1日を過ごしているか気になりませんか? 一般的な猫の行動パターンと、愛猫の生活ぶりをもとに獣医師の菊池先生にタイムスケジュールを教えてもらいました。
0:00~4:00 ぐっすりタイム
飼い主さんが寝ている深夜は、猫にとっても熟睡する時間帯。自分の寝床や飼い主さんの布団で、深い眠りに入っているでしょう。
4:00~7:00 ハイテンションタイム
野生時代は狩りに出ていた時間帯。その習性の名残で走り回ったりして、興奮気味になります。脳内では狩りをしているのかも!?
7:00~10:00 ウキウキタイム
飼い主さんが起きるので、猫はウキウキしている時間帯です。食事、毛づくろい、爪とぎ、遊ぶ姿などが見られます。
10:00~15:00 まったりタイム
猫にとって日中はおもに、お昼寝タイムです。熟睡とウトウトを繰り返して、夕方の活動のために体力を温存。
15:00~18:00 ハッスルタイム
ハイテンションタイム同様、本能から活動的になる時間帯。家の中をパトロールしたり、外を眺めたりして活動するでしょう。
18:00~0:00 ふれあいタイム
飼い主さんと一緒に過ごす時間帯。活発な若い猫は「遊んで~」とせがんだり、甘えん坊な猫はスキンシップを求めたりします。
明け方と夕暮れは活発に!
人との暮らしに順応してきた飼い猫は、飼い主さんの生活スタイルに合わせた行動をとる傾向にあります。しかし、猫は「薄明薄暮性」の動物のため、明け方と夕暮れに活発になるという習性も。その両方が合わさって、上記のようなタイムスケジュールが完成。あなたの愛猫の1日と比較してみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2020年12月号『飼い主さんのラブ❤ルーティン』(監修/獣医師、ペット問題行動クリニックBLISS 菊池亜都子先生)
文/carrie-the-cat
※この記事で使用している画像は2020年12月号「飼い主さんのラブ❤ルーティン」に掲載しているものです。