うっとりするほどの輝きで、見る人を魅了する“キャッツアイ”。
色・形・アクセントと、バラエティー豊富な猫の目の写真と、目にまつわる6つのネタを紹介します。
目の色を決めるのはメラニン色素の量
猫の黒目の周りは虹彩といって、猫がもつメラニン色素の量によって、色が決まるとされています。大きく分けるとイエロー系、ブルー系、グリーン系で、それぞれの色の中にも濃淡があります。
白猫がオッドアイになる確率は25%!?
オッドアイは左右の色が異なる目をいいます。猫の場合、大半がブルー系×イエロー系の組み合わせ。白色の毛を多くもつ猫ほどオッドアイになる確率が高く、白猫の場合は4匹に1匹がオッドアイになるという説も。
猫もアイラインで“目力”アップ
猫によっては、目を縁取るように黒いラインが入ることがあり、通称「アイライン」と呼ばれています。これはキジトラ柄やミケ柄などに多く、その濃さや太さにより、より目の力強さは増していく印象です。
極めてレア! 1つの目に2色の輝き
1つの目の中で、はっきりと2色に分かれている目をダイクロイックアイと呼びます。グラデーションではなく、黒目を境に2色に分かれているのが特徴。オッドアイ同様、白猫に見られますが非常にレアです。
猫とはいえ必ずしも、つり目ではない!
猫種などにより、目の色だけでなく、形もさまざまです。一般に、猫の目として認識されているつり目形のほか、木の実のアーモンド形、卵のような楕円形、クリッとした真ん丸な円形の4パターンがあります。
目の色が決まっている唯一の毛柄は?
毛柄によって目の色が決まっているかというと、そういうわけではありません。唯一決まっているのは「ポイント柄はブルー系の目になる」こと。その柄のラグドール、トンキニーズ、シャムなどは必ず“青目”に。
いかがでしたか?
ねこのきもち読者の愛猫の目をアップにした写真とともに、豆知識を紹介しました。
皆さんも愛猫の目を観察してみてくださいね。
参考/ねこのきもち2020年11月号『個性がキラリ パーツ図鑑』(監修:石原さくらさん)
文/SAY
※この記事に使用している画像は2020年11月号『個性がキラリ パーツ図鑑』に掲載されているものです。