猫が好き
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走行中に車のボンネットから猫の声が…! 危機的状況から保護された「兄妹猫」の今の姿にグッとくる

ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、2匹との出会いのエピソードなどについて、飼い主さんにお話を伺いました。
高速道路を走行中の車のボンネットの中に2匹の子猫が

そして1時間の格闘の末、2匹を無事に保護することができたのでした。幸いにも、2匹ともケガはなかったようです。運良く保護された2匹ですが、保護主さんの家では動物を飼うことができず、2匹の飼い主さんになってくれる人を探していたようでした。
SNSで2匹の存在を知ることに

飼い主さん:
「動物が苦手な私は、娘のアピールに断固反対していました。しかしその熱は収まらず、どうしたものかと思っていたときに目に飛び込んできたのが、友人がSNSに投稿した『知人が猫を保護したから誰か飼ってあげて〜』という情報だったんです」
飼い主さん:
「友人の紹介ということや、私の息子たちが双子だということなど、『これはご縁だな』と感じ腹をくくりました。双子を育てている親として、2匹を離ればなれになんかできなくて…動物を飼うことを躊躇していたにも関わらず、突然2匹の子猫を家族に迎えることになったんです」
「子猫たちのお母さんになる」と決め、猫についての勉強をスタート
飼い主さん:
「図書館に行って『ねこのきもち』のバックナンバーを借りられるだけ借りてきて、端から読みまくりました。動物が苦手だったので、猫は私にとって未知の生き物。猫のお母さんになるならまずは知らないと、と情報収集しては実践していきました」
初めは人間を避けていたけれど、徐々に心を開いてくれるように
怖がりなきなこちゃんのことをあんこちゃんがいつも守っていて、飼い主さんは「2匹だけで頑張って生きていこうとしている感じがした」と振り返ります。
「きなこはあんこがいないと不安になって『ニャァ〜』とあんこを呼び、それを聞くとあんこはどこにいても何をしていても、大急ぎできなこのところに走り戻っていました。
眠るときも、いつもきなこを奥にして、自分は人間が通る側にいて。その姿がきなこを守っているように見えて、家族一同、妹を一生懸命守るあんこの姿に感心していました」
あんこちゃんはおもに娘さんの膝の上、きなこちゃんは飼い主さんの膝の上が指定席になっているようで、2匹とも大の甘えん坊さんになったようです。
たくさんの幸せをもたらしてくれた2匹との出会いに感謝
それだけでなく、癒しを感じる時間が増えたことや、生活の中がポジティブな気持ちであふれていることなど、たくさんの幸せをもたらしてくれた2匹との出会いに感謝していると飼い主さんは話します。
「自分の子どもたちだけでも『カワイイ!』と思って幸せでしたが、さらに2匹分も『カワイイ!』と思える対象が増えて、幸せを感じられる機会が倍増しました。子どもたちにとっても、猫たちを可愛がることによって癒されたり、情緒が豊かになっていると思います」
日常の様子は、飼い主さんのInstagramをチェックしてみてください。
取材・文/雨宮カイ
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