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猫伝染性腹膜炎(FIP)で亡くなったのですが、治すことはできなかったのでしょうか。
猫伝染性腹膜炎(FIP)で亡くなったのですが、治すことはできなかったのでしょうか。
猫伝染性腹膜炎は解明されていないことが多く、致死率の高いウイルス感染症です。
治療は、抗生剤、ステロイド剤などを投与して症状を緩和する対症療法になります。最近では、老齢期の猫の場合、発症してもインターフェロンを投与して、2年以上生存するケースが増えてきたようです。しかし、子猫の致死性は依然として高く、発症後、3カ月以内に死亡する例も少なくありません。
症状によっても致死率に違いが見られます。猫伝染性腹膜炎の症状は、発熱や下痢、ひどい腹部の血管炎を起こし、腹水や胸水がたまってお腹が膨らんでくる「ウエットタイプ」と、神経症状や体の中に腫瘍を作る「ドライタイプ」があります。「ウエットタイプ」は症状が進むと呼吸困難を起こし、死亡する例が多く見られます。
治療は、抗生剤、ステロイド剤などを投与して症状を緩和する対症療法になります。最近では、老齢期の猫の場合、発症してもインターフェロンを投与して、2年以上生存するケースが増えてきたようです。しかし、子猫の致死性は依然として高く、発症後、3カ月以内に死亡する例も少なくありません。
症状によっても致死率に違いが見られます。猫伝染性腹膜炎の症状は、発熱や下痢、ひどい腹部の血管炎を起こし、腹水や胸水がたまってお腹が膨らんでくる「ウエットタイプ」と、神経症状や体の中に腫瘍を作る「ドライタイプ」があります。「ウエットタイプ」は症状が進むと呼吸困難を起こし、死亡する例が多く見られます。
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監修/ねこのきもち相談室 担当獣医師
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