猫と暮らす
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人によって猫の「対応に差」があるのはどうして? 体験談&獣医師解説
今回ねこのきもちWEB MAGAZINEでは、猫の「対応の差」に関するアンケ-トを実施し、飼い主さんにお話を伺いました。この記事では、その調査結果をご紹介するとともに、猫が人によって態度や対応を変える理由などについて、ねこのきもち獣医師相談室の山口みき先生に解説していただきます。
人によって愛猫の対応に差があると感じる?
では、どんなとき、愛猫のどんな様子から対応に差があると感じたのでしょうか。
【体験談】飼い主さんと飼い主さん以外の人への対応の違い
飼い主さんには甘えるが、ほかの家族には威嚇や塩対応をする
- 「私の帰宅時はお迎えに来てくれますが、夫の帰宅時にはお迎えに行きません」
- 「夫には甘噛みしたり、ケリケリしたりするけれど私にはしません。そして夫を蹴っているのを私が見つけると『やっていません、蹴っていません』みたいな顔をする(笑)」
- 「娘に対してだけ塩対応」
- 「私以外の家族には、いまだに威嚇をします」
- 「スリスリや頭ごっちんは私にしかしません。夫には『ニャーニャー』文句ばかりいっています」
- 「ほかの家族にはなついていない。逃げるし隠れる」
来客や知らない人には警戒心を見せる
- 「家族以外の訪問者に対してすぐに逃げ隠れする」
- 「インターホンの音がしただけで逃げてしまいます。見に行くと、お客さんに『シャー』します。ふだん家族には『シャー』しないです」
- 「家族しか知らないので……知らない・見たことない人がくると、隠れて固まっています(笑)」
- 「飼い主にはたまに『シャー』はするけれど、他人には『ウー』と威嚇し続けて逃げ回り、隠れる」
飼い主さん以外の人に愛想のいい対応をする猫も
- 「愛想がいいのかお客さんが来ると、わざわざすり寄ってなでてもらいに行く。飼い主よりお客さん優先です」
- 「来客の場合、最初遠くから観察してから寄っていきます」
- 「飼い主だと爪切りや足裏の毛刈りのときに暴れるのに、動物病院やペットショップのスタッフには従順で、おとなしい」
【獣医師解説】猫が人によって態度や対応を変える理由とは
――アンケートでは、飼い主さんには自分から近くに寄ったり甘えたりするけれど、飼い主さん以外の家族には塩対応をしたり、威嚇や逃げ隠れしたりする、といった声が寄せられました。猫が家族であっても人によって態度を変えるのは、どのような理由や心理が考えられますか?
山口先生:
「猫が人によって態度や対応を変えるのは、信頼度が関係しています。飼い主さんの体験談のような行動を見せたのも、家族のなかでも相手によって信頼度が異なるためでしょう。
なお、猫から人への信頼度は、ふだんのお世話への貢献度や、猫が嫌がる接し方をしていないか、猫が怖がるふるまいをしていないかなどのほかに、相性などもかかわってきます」
――来客に対して「怯えて隠れる」「うなり声をあげる」など警戒心を見せるという声がある一方で、「なでてもらいに行く」「遠くから観察してから寄っていく」など愛想のいい対応をするといった声も寄せられました。猫によって、飼い主さん以外の知らない人に対する対応が全く異なるのはどうしてなのでしょうか?
山口先生:
「基本的に、猫は来客を縄張りへの侵入者ととらえるため、警戒するのが通常の反応です。しかし、なかには好奇心旺盛で、人に対して恐怖心を抱きにくいコもいます。そういったコは、怖さよりも他人に対しての興味が勝り、積極的にかかわろうとするのかもしれません。
また、来客とかかわったときにかわいがってもらったり、おやつをもらえたなどのいい経験をしたりすると、他人との交流が楽しいものとして記憶されます。それにより、そのあとも積極的にかかわろうとする循環が生まれるのでしょう」
取材・文/宮下早希
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2026年5月時点の情報です。
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