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かまってほしくて鳴くことも 猫のさまざまな「甘えサイン」を解説

一見クールで、人やほかの動物に対してあまり求めないように見える猫。しかし、実は甘えん坊な性格の猫も少なくありません。今回は猫たちが出している“甘えサイン”について、帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授の加隈良枝先生に教えていただきました。

鳴くのは、かまってほしいサイン

窓辺でくっつく2匹の猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
もともと、子猫が親猫に対してお世話を求めるときに鳴き声を使います。子猫なので「ニャー」よりもややか細い「ミャア」といった鳴き声になりますが、この鳴き声を聞くと成猫が反応するという習性があるようです。

その名残で、成猫が人に向かって鳴くときは、お世話、とくにゴハンやおやつ、遊ぶ、なでるなど、おねだりをしていることが多いようです。人がそれに応じることが多いと、猫も学習し、人の関心を引くために鳴くようになっていきます。

ゴロゴロ鳴らすのは心地よさと期待から

ゴロゴロするチミィちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫がのどを鳴らすのは、おもに心地よいとき。リラックスしているときやうれしいとき、なでられるなど自分の好きなことを期待しているときにも鳴らします。

また、母猫が子猫に授乳するときも、お互いに心地よいのか、母子ともにのどを鳴らすことがあるようです。好きな人のそばで気持ちいい、あるいは何かいいことが起きると期待しているサインです。

飼い主さんに触れるのは安心している証拠

飼い主さんにチョンチョンするスコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫が飼い主さんの体に触れてくるのは、それをすると飼い主さんが関心を向けてくれて、好きなことをもたらしてくれると学習しているから。触れること自体は、親和行動といわれる相手との友好的なコミュニケーション方法であり、安心しているサインでもあります。ちなみに、おなかを見せるのも安心している証拠です。

頬やしっぽをすりつけるのは、物理的な皮膚への刺激を求めている場合も。こうした部位は、こすりつけたり、なでられたりすると、その刺激が気持ちよく感じる仕組みになっています。
何気ない猫のしぐさが、甘えているサインということも。愛猫の気持ちをしっかり受け止めて、たっぷりと愛情を返してあげてくださいね。
お話を伺った先生/加隈良枝先生(帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授)
参考/「ねこのきもち」2021年6月号『あなたに可愛がってほしいからあの手この手で♥ 甘えん坊な猫たち』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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