猫が好き
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【調査】猫から感じるいいニオイとは?「気持ちが落ち着く」「精神安定剤」とまで感じる飼い主さんも
愛猫の体から「いいニオイがする」と思ったことがある?
愛猫からどんな「いいニオイ」がしたの?
おひさまのニオイがする
- 「首の後ろがおひさまのニオイ」
- 「干した布団のような太陽の香り」
- 「ひなたぼっこしたあとの、背中のにおいが好きです。おひさまのにおいがして、嬉しくなります」
- 「ふわふわのお腹の毛からおひさまのような温かいにおいがします」
- 「背中はよく日向ぼっこするのでお日様の匂いがするから好き」
甘いニオイ
- 「顔の辺り。ちょっと甘いニオイがします。ニオイを嗅ぐ時に、ヒゲでくすぐったいのと相まって、幸せな気持ちになるので好きです」
- 「胸やお腹の辺りはなんとなく甘い匂いがするから好き」
- 「お尻以外は全部。おひさまの匂いと甘いシロップが混ざった匂いがする。よくお腹辺りをモフモフ匂っている(猫は嫌がる時もあるけど)」
- 「背中や後頭部から、ちょっと甘いような、柔らかい匂いがします。イライラしているときもその匂いをかぐと不思議と気持ちが落ち着きます」
- 「脇からお腹にかけてですね。匂いは甘いというか、落ち着くというか安心します」
香ばしいニオイ
- 「胸の辺りが好き。ポップコーンの匂いがする」
- 「肉球の匂い。香ばしい匂い。体自体はあんまり匂いがしないのですが、肉球は『あぁ、このコの匂いだぁ』って感じられるから」
- 「背中がポップコーンの匂いがします。日向ぼっこをすると焼きおにぎりの匂いに変わる。美味しそう(笑)」
- 「腰のあたり。香ばしいポップコーンみたいな香りがあります。下僕(私)の精神安定剤です」
- 「肉球は香ばしい匂いです。煎った豆のような匂いがして、癒されます」
- 「香ばしい稲藁のような匂い。抱きしめると落ち着くので」
ほこりっぽいニオイ
- 「体全体。ちょっと埃っぽい昔の家のような懐かしい匂いがします」
- 「たぷたぷなお腹。埃っぽいというか、ほっとする匂いがします」
- 「背中。ほこりっぽいようなにおい。他のコは無臭なのに。そのコ独特で愛おしい。湿度の高い日はちょっとおしっこ臭い。長毛なので」
表現しがたいいいニオイ
- 「身体ですね。ニオイは一言ではいいあらわせないです。でも、そのニオイを嗅ぐとものすごく落ち着くし、癒されます」
- 「首の辺り。ホワッとなんとも言えないホッとする匂いが好き」
- 「首元の匂いが好き。なんとも言えない愛猫臭」
- 「どこを匂っても、ふんわりとした匂いで好き。言葉にできない。耳の後ろの一段と柔らかいふわふわの辺りを嗅ぐのが一番好きな場所」
- 「背中辺り。優しいニオイがするので気持ちが落ち着きます」
- 「おなかが一番いいにおいがするので、お許しを得てから、猫吸いしています。しあわせを感じるにおい」
飼い主さんが感じる愛猫の「いいニオイ」はほかにも!
- 「頭の上と首の後ろは、お日さまみたいに優しい匂いがします。背中とお腹は、干し椎茸や切り干し大根など乾物っぽい匂いがしますwどちらも落ち着く匂いなので大好き!」
- 「柔らかい日差しと、自分のシャンプーの移り香。落ち着いて、自宅にいる事を実感できる」
- 「背中からお腹にかけての広面積。その時々によって匂いが変わる。お日様の匂いだったり、洗濯物の匂いだったり、段ボールの匂いだったり、今まで何処で寝ていたのか分かるのが良い。何故好きかは説明できない、麻薬のようなもの」
- 「後頭部から背中にかけてよくクンクンします。匂いはその時によって違うけど顔を近づけると骨格や温もりを感じ、とても幸せな気持ちになります。匂いが好きと言うより幸せを感じたくてクンクンする感じです」
猫から「いいニオイ」がする理由は?
甘いニオイがする理由は?
洋菓子の原料となるバターや牛乳は牛からとるものですが、猫の体にも似たような成分の動物性脂質やたんぱく質があります。
これらが甘いニオイの元となり、もともとの猫の体臭の少なさも相まって、より甘いニオイが際立つと考えられます。
香ばしいニオイがする理由は?
動物の毛は温まることでニオイが強くなる性質があるので、猫の被毛も温まることで香ばしいニオイが際立つと考えられます。
ほかの香りが毛に移りやすいことも
猫から「柔軟剤のいい香りがする」と感じる飼い主さんもいますが、衣類についている洗剤や柔軟剤の香りが、猫の被毛の間に移ったことによるものだと考えられます。
人も無意識の中で猫のフェロモンを感じとっているのかも
フェロモンとは猫同士で感じられるニオイのことで、人は感じ取ることができないとされてきましたが、近年では「人も無意識の中で猫のフェロモンを感じている」という研究報告も出ているようです。
猫は動物特有の「けもの臭」がほとんどしない
体臭とは汗が肌の雑菌に分解されたときに発生するものですが、猫は肉球と鼻以外に汗をかかないために体臭が少なく、「けもの臭」を感じることはほぼありません。
また、猫は毛づくろいをしますが、猫の唾液は無臭なうえに消臭効果があるため、毛づくろいによって体のニオイが除去ができるのです。
参考/「ねこのきもち」2015年7月号『見た目も香りもまるでスイーツ!? 猫って何で“甘い”ニオイがするんだろう…』(監修:哺乳動物学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生、横浜国立大学教育人間科学部教授 安藤孝敏先生)
※アンケートコメントは飼い主さんが感じる愛猫に関するもので、個人の感想です。
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/sorami
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