猫が好き
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台風の日に、へその緒がついた生後約2日の子猫を保護。「成長できるか難しいかも」と言われるも、元気いっぱいに成長
こう話すのは、Instagramユーザーの@simba.y.nさん。愛猫・シンバさん(♂・3才)は飼い主さんご夫婦が保護したコで、出会いは突然だったといいます。

台風の日にずぶ濡れで震えていた子猫を発見、保護することに
飼い主さん:
「主人が出かけようと外に出たところ、近くで子猫の鳴き声のようなものを聞いたみたいなんです。気になって辺りを探してみると、アパートの側溝にずぶ濡れで震えている1匹の子猫がいました。
近くに母猫らしき猫がいなかったので、保護することを決意したんです」
その後、子猫を動物病院に連れて行き、体調などをひと通りチェックしてもらうことに。保護当時の子猫の体重は90gしかなく、担当医からは「あまりにも小さすぎるので、成長できるかは難しいかもしれない」と言われたそう。
猫と暮らすのが初めてだという飼い主さんご夫婦は、「猫についての知識もないのにお世話をしていけるだろうか」と、とても不安な気持ちだったと当時を振り返ります。
「保護してから毎日3時間おきにミルクをあげて、排泄をさせる…という忙しい日々を過ごしました。お世話は大変なことも多かったですが、それ以上に子猫のことが愛おしく、不安だった気持ちはすぐになくなっていました」
「毎日『とにかく元気に大きくなってほしい』という気持ちで、子猫の成長を見守っていました。保護してから1週間後に子猫の目が開いたとき、とても感動したことは今でも忘れられません」
「保護当初は、うちのコにするのか決めることができず名前を保留にしていましたが、子猫の目が開く少し前に『シンバ』と名づけ、私たちは自然と家族になっていました」
家族に迎えて「シンバさん中心」の生活に!


「生後2カ月頃から毎晩一緒に寝ていますが、シンバさんは就寝時間になると飼い主よりも先にベッドで寝ていて、可愛い姿に癒されます。シンバさんのおかげで、とにかく毎日癒されています!」
シンバさんとの暮らしに幸せを感じる日々
飼い主さん:
「お世話や健康管理など大変なこともありますが、シンバさんと過ごせる日々が幸せです。偶然の出会いでしたが、シンバさんと出会えて本当に良かったと思っています」

「『とにかく健康で長生きしてほしい』という思いが一番です。これからも一緒に、楽しく過ごしていければいいなと思っています!」

「そして、10月に新たに保護猫『フラハ』を家族に迎え、シンバさんはお兄ちゃんになりました。
まだ少しずつ慣らしている状況ですが、シンバさんはフラハさんに威嚇したりすることもなく、優しく接してくれています。これからも2匹が穏やかに暮らせればいいなと思っています」
取材・文/雨宮カイ
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