猫が好き
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庭の草むらで震えていた生後3週齢ほどの子猫を保護→3週間後にはすっかり「野生を失った姿」に!
おはぎくんは保護猫で、撮影当時はまだ生後1カ月半ほどでした。飼い主さんの家にやってきて3週間ほどで見せた姿だったといいます。
飼い主さんはこちらの写真を「野生は失われた」とのコメントと共に投稿していますが、飼い主さんの家がおはぎくんにとって「安心できる居心地のいい場所」だということが写真から伝わりますね。
黒猫・おはぎくんとの運命の出会い
「黒猫を迎えたいと思っていたタイミング」と「黒猫が自分の家の庭にやってきたタイミング」がピッタリと重なったおはぎくんとの出会いに、飼い主さんは「これはもう運命だ」と感じたといいます。
飼い主さん:
「保護したときのおはぎは草だらけだったので、まずは体をきれいにしてあげました。おはぎは半ばひっくり返りながら『シャーシャー』と鳴いていたのですが、手桶にお湯を溜めてそっと浸からせた途端、よほど気持ちよかったのか険しかった顔が“ふわぁっとほどけて溶けた”ようになったんです。
その後は威嚇をすることなく、おとなしくタオルで拭かれて離乳食をバクバクと食べていました。『これは大物になるなぁ』と思ったのを覚えています」
おはぎくんって、どんなコ?
飼い主さん:
「おはぎがくわえているオモチャを取って投げようとすると、ものすごい勢いで怒るんです。『ウヴ〜ッ』と低い声で“やんのかステップ”を踏み、爪全開で引っ掻いてくることも。
初めてのお風呂のときに“野性味は溶けた”と思っていましたが、オモチャで遊んでいる最中の反応は今までのコたちの中でも一番“野性っぽい”かもしれません」
飼い主さん:
「おはぎが我が家に来て10カ月が経ちましたが、先日はじめて姿見鏡の存在に気がついたようです。鏡越しの自分に向かってやんのかステップを踏みながら、無言でしっぽを太く膨らませていました」
おはぎくんたちへの思い
飼い主さん:
「我が家の猫たちは、なぜか常に新入りが一番強い立場になるようです。それでも、それぞれ一緒に寝たりグルーミングしてあげたり遊んだりと、仲睦まじい姿が見られます。
このまま元気でみんな仲良く、“猫又”になれるくらい長生きしてくれたらいいなと思います」
取材・文/山田リタ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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