猫が好き
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助けを求めて“ニャー”と寄ってきたガリガリの保護子猫 今では家族に甘え倒す“人たらし”に成長!
この写真を撮る直前、大好きなねこじゃらしでたっぷり遊んだうにくんは、少し疲れてしまった様子。飼い主さんにピトッともたれて休憩する姿を収めた、思わず胸が温かくなる一枚です。
この写真を撮影したのは、迎え入れてからまだ10日ほどしか経っていないころのこと。すっかり心を許してくれたうにくんの姿に、飼い主さんは「もう可愛くて可愛くて、“キュン死”するかと思いました」と振り返ります。
悲しい経験を乗り越え、うにくんを家族に
先生によると、きょうだい猫たちと一緒にいたものの、うにくんだけがかなり痩せていたそう。ほかのきょうだいが人に寄りつかないなか、うにくんは助けを求めるように“ニャー”と鳴きながら足元へ近づいてきたといいます。
飼い主さん家族は、少し前に別の子猫との出会いと別れを経験したばかり。慎重に話し合いを重ねましたが、娘さんの思いに心を動かされ、うにくんを迎える決意を固めました。
新しい生活にも順応していく、子猫・うにくん
それから4カ月が経ち、今ではこんな姿が見られるようになったそうです。
飼い主さん:
「あんなに逃げ回っていた物音にも、今では『あぁ! あれね!』って感じで動じなくなりました。高いところにもどんどん登れるようになって、成長を感じます。たまに失敗して落ちていることもありますけど(笑)」
みんなから愛される“人たらし”なコに
飼い主さん:
「うには我が家に迎えた初日から、喉をゴロゴロ鳴らしながら擦り寄ってきました。遊んでくれる人が大好きみたいで、自分でねこじゃらしを持って近づいていきます。子どもは怖いようですが、大人の訪問者にはすぐに懐いています。
みんなに『可愛い〜』って言ってもらってご満悦です(笑)」
先住猫たちとも、少しずつ距離を縮めて
うにくんを迎えた当初はお互い威嚇する様子もありましたが、今では一緒に“ニャンプロ”する仲に。とくにキセキくんとはよく遊んでいる様子だそう。
うにくんはその姿をよく観察しており、飼い主さんは「憧れの眼差しで見ていて、まるで“師匠”みたいに思っているように見えます(笑)」と話します。
愛猫たちへの思い
最後に、愛猫たちへの思いを聞きました。
飼い主さん:
「私にとって愛猫たちは、自分の“大切な子ども”です。産んではいませんが、もう産んだものと思っています!(笑)
このコたちに『この家に来てよかった』と思ってもらえるように、大切に大切にしていきたいです」
取材・文/山田リタ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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