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猫風邪をひいてガリガリに痩せていた保護子猫 生後8カ月の現在は「活発でやんちゃなコ」に成長!
パインちゃんは、2023年10月16日に保護されたコでした。この日、飼い主さんが出勤すると、段ボール箱の中でぐったりしている子猫がいたのだそう。
職場の人に話を聞くと、近くで子猫を保護したためそのまま職場に連れてきたのだとか。そのコがパインちゃんだったといいます。
「パインは目やにで目が開かず、鼻水もダラダラで、10月でまだそこまで寒くなかったにもかかわらず、ずっと震えていたんです。『これはまずい』と思い、すぐに上司に話してパインを動物病院に連れていく許可をもらいました。
診察の結果『猫風邪』と診断され、会社に連れて帰ってその旨を伝えたところ『会社で飼おう』という話に。本当は我が家に連れて帰りたかったのですが、先住猫が2匹いることもあり、この当時は難しいと判断しました」
パインちゃんの里親を探すという話も出たそうですが、「このコを手放すことは考えられなかった」という飼い主さん。家族に相談して、飼い主さんの家でパインちゃんをお迎えすることになったのでした。
現在のパインちゃんの様子は?
とても活発なコに成長しているパインちゃんについて、飼い主さんは印象に残っているエピソードがあるといいます。
「とくに印象に残っているのは、我が家の先住猫たちに会わせたときです。パインは自分より何倍も大きなコたちに一切物怖じせず、『あたしはパイン! あなたたちは誰!? 今から遊べる?』と言わんばかりの勢いで突撃していきました。
もちろん、先住猫たちからはもれなく『シャー』を食らっていましたね(笑)」
「イタズラをしているときに『こらー!』と言うと、パインは私の顔をじっと見てそのイタズラを一度止めるんです。
でも、数分後にまたやってきて同じことをやろうとするので、決して反省はしていません(笑)」
健やかに成長するパインちゃんへの思い
生後推定8カ月になったパインちゃんへ、飼い主さんはこんな思いを語っています。
「パインは出会ったときが本当に可哀想な状態で、そこから今の“やんちゃ娘”になったので、とにかく元気で楽しい毎日を過ごしてくれたらそれだけで嬉しいです。もちろんそのために、できることは何でもしたいと思っています。
じつは、猫の多頭飼いの家庭で見られる“猫団子”に憧れているんですが、今のところ団子どころか毎日取っ組み合いする状態で……(笑) いつか見られたら嬉しいです。
どのコも幸せな猫生を送ってもらえるよう、これからも猫愛を爆発させ、飼い主は忠実な下僕になりたいと思います(笑)」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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