猫が好き
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猫は苦手だった飼い主さんがキジ白猫と出会った結果→毎晩、腕枕をして一緒に眠るほど仲良しに! 距離を縮めるためにしたことは?
そんな愛猫との出会いを振り返るコメントとともに投稿された写真には、鼻に特徴的な模様のあるキジ白の男のコ「にじお」くん(取材時、9才)が写っています。投稿したのは、今は飼い主となったXユーザー@neko_nijikun240さん。
にじおくんと飼い主さん、どのように出会い、家族となったのでしょうか。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
猫が大の苦手だった飼い主さん。距離を縮めるためにしたことは?
飼い主さん:
「にじおくんは、突然、私の仕事場に現れ、次第に毎日来るようになりました。そこで、職場の倉庫の隅に寝床を作ってあげると住み着くように。職場の仲間とみんなでお世話をしていました。当時、私は猫が大の苦手。指先で少し触れるくらいしかできませんでした」
そうして数カ月が経った頃、新たな展開が訪れることに……。
飼い主さん:
「それまで目をつむってくれていた職場の社長から、業務に支障が出たり、近所に迷惑がかかったりする可能性があるため、『誰か引き取るか、またはほかの場所へ連れて行くように』と指示を受けたのです。私の妻が猫好きで、仕事が休みの日、ふたりで職場に行き、ごはんをあげていました。社長からの進言を受けて、妻からも『引き取りたい』と言われ、私も情が湧いていたこともあって、我が家でお迎えすることにしたのです」
飼い主さん自身は、実家で犬と暮らしていたことがあるそうですが、猫との暮らしは初めて。また、いつも顔を合わせていたとはいえ、お迎えした当時は、ほんの少ししかにじおくんに触れることができないほど苦手な状態。一体、どのようににじおくんとの距離を縮めていったのでしょうか?
飼い主さん:
「初めは、妻のしていることを真似しました。にじおくんは、とても人懐こく、妻の膝の上に乗ったり、抱っこしたりできるように……。そうした奥さんの接し方を見ながら、真似をすることで覚えていきました」
「驚いたのは、猫が爪を出し入れできることと、ゴロゴロとのどを鳴らすこと。とても驚きました。お迎え当初、にじおくんと私たち夫婦は別の部屋で寝ていたのですが、にじおくんの夜鳴きが激しくなったことから、妻と交代でリビングに布団を敷いて、にじおくんと一緒に寝るように。すると、私はだんだん、にじおくんと一緒に寝ることが楽しくなったのです」
「今は、妻は2階で寝て、にじおくんと私はリビングで寝るようになりました。にじおくんは私の右腕を枕にして、毎日、眠りにつきます。夏もくっついてすやすや……。私にとって、今は、それが至福のひとときになっています」
お外で暮らしていたにじおくん。人懐こく、比較的、早くおうちでの生活に慣れたとはいえ、落ち着くまでには少し時間がかかりました。
飼い主さん:
「去勢前のスプレー行為は大変でした。おしっこはトイレでちゃんとするのですが、スプレー行為は部屋のあちこちでします。うれしかったのは、私たち夫婦には子どもがいないため、にじおくんを迎えて1匹と2人の家族になったこと。猫が苦手だった私ですが、今では、すっかり大好きになりました」
甘えん坊になったにじおくん。今、飼い主さんが“伝えたい言葉”とは?
飼い主さん:
「性格は、甘えん坊。私の腕枕で毎日寝ます。夏でもです。私たちと一緒にいたり、くっついたりするのが大好き。私たちがイスに座ると膝上に乗ってきますし、ソファで横になると飛び乗ってきます。抱っこされるのも大好きです」
また、にじおくんは窓辺で外を眺めながら“ニャルソック”をしたり、ボールなどコロコロと転がるものを追いかけて遊ぶのが大好きなそうです。
飼い主さん:
「私が下から投げたボールをにじおくんが上から打ち返す遊びも好きです。ちなみに、“ねこじゃらし”系のおもちゃは怖がってまったく遊びません」
にじおくんをお迎えしたことで、猫が大好きになり、ライフスタイルも大きく変わった飼い主さん。今、にじおくんに“伝えたい言葉”はどのようなものなのでしょうか?
飼い主さん:
「今では、毎日、一緒に寝たり遊んだりしています。家族として迎え入れて本当に良かったです。にじおくんの存在は、友だちのようであり、子どものようでもあり、家族の一員。『家族になってくれてありがとう』と伝えたいです」
写真提供・取材協力/@neko_nijikun240さん/X(旧Twitter)
取材・文/佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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