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SNSで大人気! 漫画『猫の菊ちゃん』が生まれた背景とは? 三毛猫・菊ちゃんとの出会いや漫画を描いたきっかけを聞いてみた
保護猫カフェからお迎えした菊ちゃん。おうちにやって来たあとの様子は?
その後、さらに10年が経った頃、心境に変化が。「新しい家族を迎えよう」という気持ちになったそうです。
飼い主さん:
「私は、子どもの頃、少しだけ猫と暮らしたことがあります。『お迎えするなら保護猫を』と考えていたので、保護猫に関するウェブサイトを見たり、保護猫カフェに通ったりするようになりました。3カ月ほどかけて何件かの保護猫カフェを訪れ、初めて抱っこをさせてもらったのが菊ちゃんです」
3ページ猫漫画「保護猫カフェのちゅーるタイム」 pic.twitter.com/0zmBReic92
— 湊文『猫の菊ちゃん』 (@sobun_nekomanga) June 27, 2018
飼い主さん:
「お迎えするにあたっては、トライアル期間が設けられていて、スタッフの方が菊ちゃんを家に連れて来てくれました。その日を境に、菊ちゃんは『うちのコだ』と思ったのを覚えています」
「保護猫カフェにいたとき、『菊ちゃんは抱っこが好きなのかな?』と思っていたのですが、本当はそうではなかったようです。今は、お膝に乗せてもすぐに下りたがるので、抱っこはしていません。でも、とても甘えん坊で、いつもそばにくっついています」
普段の菊ちゃんは、甘えん坊なだけでなく、“おしゃべり”な一面もあるそうですよ。
飼い主さん:
「一緒に寝てほしい、ごはんを食べたい、遊んでほしい、なでてほしい、眠たいなど、一生懸命に何かを伝えようと“おしゃべり”をしてくれます。今では、菊ちゃんがなぜ鳴いているのかだいたいわかるようになりました」
2ページ猫漫画「だっこ」 pic.twitter.com/ZnQCc2NVra
— 湊文『猫の菊ちゃん』 (@sobun_nekomanga) May 27, 2018
漫画『猫の菊ちゃん』を描くとき、大切にしていることとは?
飼い主さん:
「夫は、もともと絵を描くことが好きだったので、菊ちゃんを迎えてしばらく経ったとき、私から『菊ちゃんの絵や漫画を描いたらどうか』と提案しました。そして、それを他の人にも見てもらったらどうかと思い、X(旧Twitter)で公開するように。実際の菊ちゃんも見てほしくて、漫画と一緒に写真も投稿しています」
優しい飼い主さん夫婦に見守られながら、のびのびと過ごす菊ちゃん。その様子を描いた漫画には「菊ちゃん、かわいい」「優しい世界だなぁ。愛おしいなぁ」「何気ない一瞬ってカメラにおさめにくいから漫画で描けるのってうらやましい」など、癒やされる声が集まっています。
こうした反響について、飼い主さんはどのような感想を持っているのでしょうか?
飼い主さん:
「漫画の更新は不定期で、ゆっくりめですが、長らく漫画を見てくださる方がいて本当にうれしいです。何か特別なことが起こるわけではありませんが、菊ちゃんとの毎日を丁寧に描くことを大切にしています」
最後に、今、飼い主さんが菊ちゃんに“伝えたい言葉”について伺いました。
飼い主さん:
「いつまでもずっと元気で長生きしてほしいと伝えたいです」
2ページ猫漫画「けりけり陽気」 pic.twitter.com/6l4COIaA9v
— 湊文『猫の菊ちゃん』 (@sobun_nekomanga) May 24, 2024
取材・文/佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年8月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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