か弱かった小さな子猫が、こんなにもたくましく成長しました!
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@meltube_catさんの愛猫・マオくんの成長記録。こちらの写真は、飼い主さんに保護されたばかりの生後2週齢ほどのマオくん(取材時3才)の様子です。
マオくんは猛暑が続く夏の雨の日に、物陰に捨てられていたところを保護されたのだそう。生まれて間もない様子のまだ目が見えていない乳飲み子猫で、生命を維持するために緊急を要する状況だったといいます。
第一発見者の方が飼うことが難しい状況だと知った飼い主さんは、マオくんを家族として迎え入れることにしたそうです。
精一杯生きようとするマオくんの姿を見て、飼い主さんは「小さくて痩せっぽっちで、今にも消えそうなはかなさでした。幸せにふくふくにしてあげたいと思いました」と振り返ります。
飼い主さんのもとで健やかに成長するマオくん
飼い主さんの献身的なお世話により、日々少しずつ大きくなっていたマオくん。“兄貴分”であり、猫の世界を教えてくれる先輩でもある先住猫・メルくん(取材時4才)と共に成長していきました。
初めのころの2匹は威嚇し合っていたようですが、並んでゴハンを食べるようになるなど、徐々に距離感が縮まっていったようです。
生後2〜3カ月のころのマオくんはメルくんよりもずっと小さな体格でしたが、3才になった現在はというと……。
3才になったマオくんの成長ぶりに、Xユーザーも感慨深い気持ちに
か弱くて小さな姿からは想像がつかないほど、モフモフで立派なおとなの猫に成長しました。マオくんの今の体重は、メルくんを追い越したといいます。
マオくんの成長を見守っていたのは、飼い主さんだけではありません。
投稿には、多くのXユーザーさんから「あんなに小さくか弱かったまおまおちゃんが、こんなに大きく素敵な王子様になって、とっても嬉しいです」「あんなによちよちだったのにあっという間に立派になって」「生きることを選んでくれてありがとう」「これからも長生きしてください!」といった声が寄せられています。
「生きているだけで癒し」の存在
マオくんは子猫のころから変わらず、成長した今でも「やんちゃで食いしん坊なコ」だそう。体も性格も“大物”に成長したようで、飼い主さんはこんなふうに話しています。
飼い主さん:
「マオは、いつまで経っても子猫気分が抜けていないと感じるコです。多少の物音にも動じずに警戒心がなく、何時間もグースカとヘソ天で寝続けているような姿が見られます」
一方、先住猫・メルくんはよく鳴いて飼い主さんに話しかけるような「甘えん坊な性格のコ」。窓から外を眺めて“ニャルソック”をしたり警戒したりするような、慎重派なコでもあるようです。
そんな2匹は、どちらも「オテ」ができるなど賢い一面を見せてくれるのだそう。日頃から仲睦まじい様子がうかがえる2匹ですが、実際の関係性はというと……。
飼い主さん:
「写真では仲が良さそうに見えますが、マオがちょっかいをかけにいっては、メルにしょっちゅう怒られています(笑)」
マオくんとメルくんの存在について、「生きているだけで癒しです」と話す飼い主さん。あんなに小さかったマオくんの成長を振り返り、「立派に大きくなったなと感慨深いです。末長く健康に長生きしてほしいです」と語っています。
写真提供・取材協力/
@meltube_catさん/X(旧Twitter)
取材・文/二宮ねこむ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。