猫が好き
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「きゅるんきゅるん」とした顔の子猫 表情豊かなコに成長し、2年後には想像以上の「渋い顔」を披露!
1枚目には、まだ家に来て間もない、生後2カ月の頃の茶虎丸くんの姿が写っています。きゅるんとしたまん丸の大きな目がなんとも可愛らしいですね!
当時の茶虎丸くんは臆病な性格のためか威嚇してくることがあり、「仲良くなれるのだろうか」と不安になることもあったのだとか。飼い主さんは、「なんとか茶虎丸と距離を縮めようと、手探りで関わっている時期でした」と、当時を振り返ります。
それから、茶虎丸くんはどのようなコに成長したのでしょうか。
2年後の茶虎丸くんは
なぜかこのときは、子猫のときの「きゅるんきゅるん」の顔からは想像できないような「渋い顔」をしていた茶虎丸くん。撮影当時は、一体どのような状況だったのでしょうか。
「視界の端で近くに座り込んでいるなとは思っていましたが、よくよく見るとめちゃくちゃ渋い顔をしていて、思わず笑いながら撮ったものです。
眠いなら寝ればいいのに、何を思ったか一生懸命耐えていたのがおもしろかったですね」
3才になった茶虎丸くんは、どんどん表情豊かに!
「たとえば、出かける準備をしていると『嘘だろ!?』って顔をして行く手を阻んできたり、帰りが遅くなると無言で佇んで怒った顔を見せたり。私に元気がないと察するとキリッとした顔で隣に寄り添ってくれたりと、顔で意思表示をしてきます。
感情が隠しきれていないところや、甘えん坊で手のかかるところなんかも大変愛おしいです」
どんなときもそっと近くにいてくれる茶虎丸くん。今伝えたい思いとは
普段は静かなタイプではあるものの、自分の要求はしっかり伝えるコだという茶虎丸くん。遊びたかったりなでてほしいときには、飼い主さん夫婦に「遊ぶぞ」「なでてくれ」と無言の圧をかけてくるのだとか。満足するとその場からいなくなるという、気分屋な一面もあるといいます。
また、茶虎丸くんは人にべったりするタイプではないけれど、とっても甘えん坊なコ。気づいたら飼い主さんの近くにいるといい、家の中では飼い主さんのことを静かに“ストーカー”しているそうです。
「私の体調が優れないときや落ち込んでいるときには、静かに、でも普段より手の届くような近くで寄り添ってくれたりします。私が疲れている様子を感じ取ったときには、『一緒にお昼寝しよう』と言わんばかりにベッドへ誘導してくれたことも。
私が泣いていた際には、私の手に自分のお気に入りのおもちゃを押し付けて、おもちゃを貸してくれるような素振りを見せたこともあったんです」
「実は私自身、現在うつ病で療養中なんです。日中横になっていることが多く、自分を責めてしまうことも多々ありましたが、茶虎丸を見ていて『なんだ、私より茶虎丸のほうがよっぽど寝てるじゃん。なんにもしてなくても可愛いし』と、休養することを少しずつ肯定できるようになったと思います」
大切な家族の一員となった茶虎丸くんへ、飼い主さんは次のような思いを話しています。
「できるだけ長いこと一緒にいたいものですが、どうしても猫の寿命は人よりも短いです。せめて一緒に過ごしている間だけでも茶虎丸に『幸せだ』と感じてもらえるよう、これからも毎日たくさん愛情を伝えていきたいと思っています」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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