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猫とともに歴史を重ねた港町~猫を感じる旅に出よう!【横浜編】

古くから港町として発展してきた横浜。今でも元町・山手エリアや横浜中華街などには、多くの観光客が訪れます。ここまで栄えた理由のひとつに、黒船来航によっていち早く港を開いたことがあげられるでしょう。港町「横浜」には、どんな猫たちが待っているのでしょうか。

港町は猫とともに歴史を重ねる

神奈川県にある港町・横浜は、元町・山の手エリアや横浜中華街など観光地のイメージが強い町。黒船の来航でいち早く港を開いたことが、ここまで栄えた理由の一つでもあるでしょう。そして栄えた理由はもう一つ、猫の存在があります。
荷物が多く行きかう港では、猫はネズミから食料を守る“番人”として愛されてきました。横浜港もそうした港のひとつで、貿易港として栄えたのも猫の存在が大きいのかもしれません。

近代作家・大佛次郎

「猫と横浜」を語るうえで欠かせないのが、近代作家の大佛(おさらぎ)次郎です。大の愛猫家だった彼は「猫は生涯の伴侶」とまで語っています。実際、「生涯で500匹以上の猫を飼った」といわれているほどです。また、代表作には猫が登場する話も少なくなく、愛猫たちが常にそばにいる情景を感じさせます。

大佛次郎記念館では猫に囲まれた本人の写真も

みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩10分の場所に「大佛次郎記念館」があります。ここでは、大佛次郎の写真や愛用品が展示されています。こちらは、大佛次郎がたくさんの猫に囲まれている写真。愛情の深さが伝わってきますね。

開港の象徴「横浜道」

平沼商店街にある「宮本商店」の看板猫シロくんです。赤い首輪がお似合いの14才。すっかりくつろいでいますね♪
こちらも平沼商店街にある「クリーニングよしの」の看板猫マキくん。マキくんはなんと、御年20才という長寿猫なんです!

ヨコハマ猫の美術館

「ヨコハマ猫の美術館」では、猫の作品を数多く展示しています。猫好きにはたまらないスポットです♪
大佛の著書「スイッチョねこ」の装画を手掛けた朝倉摂氏の作品。コロンとしたフォルムが可愛らしいですね。
時代を切り開き大都市になった港町であり、近代文学を支えた文豪が居を構えた横浜。この町が発展するとき、いつも猫がそばにいました。横浜に足を運ぶと、今も猫たちから”歴史の片鱗”を感じることができます。

【お問い合わせ】

宮本商店

045-321-2230

クリーニングよしの

045-321-3787

ヨコハマ猫の美術館

ヨコハマ猫の美術館 公式HP

大佛次郎記念館

大佛次郎記念館 公式HP
※2017年11月10日時点での情報です。また、訪れる際はその土地のルールを守り、人も猫も心地よい猫旅を心がけましょう。
参考/「ねこのきもち」2018年1月号『猫を感じる旅に出よう。CaTrip』
写真協力/大佛次郎記念館、ヨコハマ猫の美術館
文/HONTAKA
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