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ここ触ったら怒るニャ! 猫が嫌がる「体の部位」はどこ?

見つめるスコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫を触っていたら突然噛まれたり、引っかかれた経験はありませんか? かわいがりたいだけなのに、なぜ猫が攻撃的になってしまうのか……。

それは、もしかしたら猫が触られたくない部位を触っている可能性があります!

猫が触られると嫌がる部位

見つめるスコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の急所は、以下のようなところ。

□内臓が集まったお腹

□足先

□しっぽ



これらの部位などは、猫にとって敏感な場所です。むやみに触ったり、触ろうと手を近づけると、猫によっては噛んだり引っかいたりして、やめさせようとすることがあります。

猫の「イヤ!」のサインに気づこう

見つめるベンガル
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猫が嫌がっているかどうかは、体を見ればわかります。以下のようなことが見られたら、嫌がっている証拠!

□しっぽをバンバンと床に打ち付ける

□逃げやすいよう足を踏ん張ったり体に力が入る

□耳をそらして「イカ耳」にする

□瞳孔が開き黒目がちに


サインが伝わらず限界に達すると、攻撃することも!

被り物をするマンチカン
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「○○していたら、突然猫に噛まれた」ケースのほとんどは、じつは「突然」ではありません。

猫なりに事前に嫌だと伝えているのに、人が気づけていないことが多いのです。その結果、より直接的に訴えようとして、噛んだり引っかいたりしてしまうことがあります。

猫の「イヤ!」のサインと、猫が苦手な状況を知っておけば、この場合の「噛む引っかく」は防げるでしょう。

猫が「イヤ!」と思いやすいシーンとは?

見つめるマンチカン
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触られると嫌な部位もありますが、「猫はこんなシーンにも嫌がる」という傾向があります。

①長時間拘束される

猫は、拘束されると身の危険を覚えやすい動物です。たとえば、抱っこされて最初はゴロゴロのどを鳴らしていても、気分が変わって「やめてニャ~!」と逃げようとすることがあります。

②水に濡れる

砂漠地帯で暮らしてきた猫は、人に飼われるようになった今でも水が苦手で、濡れることを嫌がりがち!

シャンプーはもちろん、猫によっては水しぶきを少し浴びただけでも嫌がることがあります。

③大きな音を聞く

大きな音に猫が怖がって怒ったり、驚いて逃げ出そうとしたりするときに、飼い主さんにケガをさせてしまうこともあります。

体に力が入って爪が出やすいので、この場合は引っかかれるケースが多いでしょう。

これらの場合の「噛む・引っかく」は、猫が嫌なことが我慢の限界を超えたときに見られます。

そのため、「イヤ!」のサインが出ている時点で気づいてあげて、猫が嫌がることをやめてあげましょう。

また、猫が「イヤ!」と思いやすいシーンをつくらない工夫をすることも大切です。

必要不可欠な「お手入れ」をするシーンでは、どうすればいい?

見つめるノルウェージアンフォレストキャット
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とはいえ、猫が嫌がったとしても、最低限のお手入れは猫の健康のためにも不可欠ですよね。猫に負担をなるべくかけない方法として、下記の点をおさえてください。

①ふだんから工夫して、猫を触られることに慣れさせる

お手入れをするには、足先や口の中など、どうしても猫が嫌がったり、慣れていない部位を触る必要があります。

ふだんから隙を見て触ったり、触れたらごほうびを与えるなどして、触られることへの抵抗を軽減してあげるといいでしょう。

触り始めるときは、猫が嫌がりにくい顔周りからやってみて◎

②お手入れの最中におやつを与えて猫の気をそらす

見つめる猫
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猫の「好きな」おやつと「苦手な」お手入れをセットにすれば、猫はおやつに集中して、お手入れされていることに気づきにくいこともあります。

与えるおやつも粒状のものでなく、低カロリーかつ量で時間を稼げる、ペースト状のものがおすすめです!

紙皿などに塗れば、時間がより稼げます◎

③猫が眠っている間にお手入れをする

お手入れに気づかなければ、猫もあまり負担に感じません。また、熟睡中は猫が体を動かすことも少ないので、お手入れ自体しやすいでしょう。

タイミングを狙うことが大事なので、お手入れグッズは手の届きやすい場所においてください!

見つめるノルウェージャンフォレストキャット
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愛猫とコミュニケーションをとっているときに、怒られたら飼い主さんもショックですよね。愛猫の「イヤ!」のサインを見逃さずに、上手に接していきましょう!

参考/「ねこのきもち」2018年3月号『猫の“しちゃう”ワケを知って“させない”! 噛む引っかく「0」飼い主宣言』
(監修: 帝京科学大学助教、動物看護師 小野寺温先生)
文/sorami
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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