猫嫌いだったなんてウソみたい！　夫がポッケちゃん命になるまで～

男と猫のちょっとイイ関係♪～サンシャイン池崎さんおススメエピソードご紹介

「男と猫のちょっとイイ関係男と猫EPISODE」にたくさんのご応募をありがとうございました！

その中から、サンシャイン池崎さんのおススメエピソードとして池崎さんが投稿エピソードの中から選んだ2つのエピソード！まずは茨城県のひろみさんによる投稿をご紹介します♪

猫嫌いだったご主人が、子猫のポッケちゃん（♀）に夢中になってしまったというお話です。

うちに子猫が迷い込んできた！猫嫌いのご主人は「無理！」と拒否

↑保護する前のポッケちゃん（推定生後1か月）

昨年の夏、ひろみさんのご自宅に子猫が迷い込んできました。ご主人が猫嫌いのため、家で飼うには踏み切れず、かといって、ご飯だけあげるのも無責任かな…と悩んでしまったひろみさん。

しばらく見守っていたところ、あまり動かなくなって弱っている様子。

あわてて駆け寄ると、目やにと汚れがひどくて、身体も細く、このままでは命の危険も…ということで、お世話をしながら里親を探す決意をしたそうです。

幸い、子猫用のご飯をあげるとパクパク食べ始め、元気を取り戻して一安心。

ひろみさんが忙しくてご飯をあげられないときは、猫嫌いのご主人に頼んでみたものの、「ねこは無理。勘弁」と拒否されてしまったといいます。「絶対飼わない」とも（涙）。

なぜかご主人が名付け親に…「ポッケちゃん」を激推し（笑）

↑スヤスヤねんね（生後2か月）

ところが、里親さんが見つかるまで、とりあえず名前をつけてあげよう！とお子さんと話していたところ、なぜかご主人が「ポッケちゃんにしよう！」と「ポッケ」という名前を激推し。

ちなみにポッケちゃんとは、かつてNHKで放送していた子ども向け番組「いってみよう　やってみよう」のキャラクター・ぱぴぷぺポッケから取った名前で、ご主人が小さい頃大好きだったそう。

あれ？
ねこが嫌いなはずなのに、大好きなキャラの名前を付けたがるなんて…これは一体？

里親さんが決定！でもご主人は「お別れしたくない」!?

↑今はキャットタワーでも遊ぶ活発なねこに（生後5か月）

おうちにいる間、ポッケちゃんと呼ばれていた子猫に、ついに里親が見つかりました。お子さんと「本当はうちで飼いたいね…」と話しながら、さみしくなってしまったというひろみさん。

動物病院でポッケちゃんのお顔をきれいにしてもらい、ご主人に「里親さんに連絡するね」とLINEを送ると、ご主人から「ポッケちゃんとお別れしたくない。うちで飼いたい」と返信がきてひろみさんはビックリ。

なんと、数日前にポッケちゃんがご主人の後をついて歩き、「ニャ～」と鳴いたのがかわいかったようで、ひそかに仲良くなっていたらしいのです。

里親希望の方に連絡し、うちで飼ってもいいか聞くと、「幸せなねこちゃんですね！」と快諾してくれたのだとか。

そうして晴れてひろみさん一家に仲間入りしたポッケちゃんですが、数日経った頃に、脚に異常があることが発覚し入院。「良くて断脚。最悪、命にかかわる」と言われ、それを聞いたご主人は泣いてしまいました。その後、断脚することにはなりましたが、ポッケちゃんは元気いっぱい♪

ご主人とポッケちゃんは現在デレデレ＆ラブラブ生活

↑お父さんの背中大好き♥

さて、現在のご主人はというと、ポッケちゃんに対する話し声が「普段と1オクターブ違うんじゃないか」というくらいいつもと違うといい、ひろみさんが思わず笑ってしまうほど。ポッケちゃんがご主人の鼻に自分の鼻をコツンと当てると、「う～ん♥ポッケちゃ～ん♥」とデレッデレしているそうです。

理由もなく猫が嫌いだったというご主人ですが、まさに食べず嫌いと一緒！飼ってみたらこんなにかわいいのか！と気付いたのでしょうね♪